こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「広義の構法とは?」と題して、私の専門である建築構法の構法をメタ視点から見た「メタ的構法」を説明いたします。
まえがき
「構法」に関連付いた記事は、下記のように、これまでに多様な記事を書いています。
〇設計と施工を探求:「構法 設計と施工(生産)を探求する学問」
〇大まかな実践:「構法 おおまかに実践する原則」
〇無心と無名:「構法 無心の美・無名の美に学ぶ」
〇マネジメント:「構法 プロジェクト・マネジメント」
〇統合の学・総合の学:「構法 統合を追求する学問」
〇構成要素:「構法 オフィス・ワークプレイスの構成要素」
〇生産・消費:「構法 生産と消費」
〇説明責任:「構法 説明できるようにしておく」
〇仕組みと隙間:「構法 学としての構法と生産から学ぶ」
〇自然と文化:「構法 建築技術の課題・自然と文化 から学ぶ」
〇技術と公害:「構法 建築技術の課題・技術と公害 から学ぶ」
〇保存と活用:「構法 建築技術の課題・保存と活用 から学ぶ」
〇ワークプレイス学への応用:「建築構法から学ぶワークプレイス学」
〇人生の構法:「人生の構法」
〇決断力:「決断力・情報の迷路を抜け一身独立する構法」
〇駿府:「徳川家康に学ぶ260年続くシステムの構法 エリート教育の場・駿府」
狭義の建築構法は、明治の近代化の波の中で、日本の普請を行っていた職人などの職能を受け継いだ建築一般構造と各部構造の流れです。このルーツを辿りながら、もっと視野を広げ、視座を高めて、他分野からの「構法」について知見を増やしています。
AIのジェミニさんとの対話で、科学、哲学、情報工学、歴史を横断した知見によると、「真理・正しさ・結界(インターフェイス)」と共に、「なりたち・クラフトマンシップ・垂直軸」がキーワードであることが分かりました。
広義の構法を紐解く(パラーツ×Gemini)
●真理(情報工学的視点)
・カオス(混沌)の中の真理を取り出そうとするフィルター。
・職人等の属人的な知を形式知に変換する装置。
●正しさ(哲学的視点)
・現状(水平軸)に対して、安堵を得て志しを高く保つための柱。
●結界(システム論的視点)
・境界が曖昧な現状で、ここまでは安心という結界をつくる。
⇒結界があるから、安堵を得て創造性を発揮できる。
●かたち(意匠)ではなく、なりたち(骨組)から人間を支える哲学
・広義の構法は、物質・人間・社会の関わり方を根本から整える哲学。
・空間やシステムが、いかなる実体を持って立ち上がっているか?
⇒ワーカーに身体的・精神的な「絶対的な安心感」を提供する。
●職人精神の包摂(ほうせつ)
・構法は、単なる経済合理性や規格化の手段ではなく、人間としての姿勢。
・つくる側の誠実さと使う側の納得感が交差するディテールにこそ、広義の構法の真価が宿る。
●垂直軸を通じた普遍的・精神的な意味付け
・機能的なハコだけでなく、天と地、物質と精神を真っ直ぐに繋ぐ「目に見える垂直軸」のような揺るぎない意味づけをワークプレイスに施すこと。それもまた、広義の構法が果たすべき高尚な役割です。
考察
ジェミニさんの知見による構法のイメージは、『カオス(混沌)の中に、一貫した論理という『垂直の杭』を打ち込み、そこに「安堵の幕」を張るための設計図』です。ジェミニさん流石です。
様々な混乱のあるカオス(混沌)という水平軸に対して、垂直の「真理・正しさ・結界・なりたち・職人精神」柱を立てることだとイメージすると、私が、真理、本質、原理原則を重んじるように教えて頂いて来た理由が良く分かります。
あとがき
base 正しさに絶対は無い養い続けるものである!
ジェミニさんからの示唆の中から、私は構法の真価に改めて気付きました。(構法という範疇の中で)「『構法とは、完成した図面のことではない。AIと共に、日々「正しさ」を養い続けるワクワクするプロセスそのものである』」、ジェミニさん流石です。
このニュアンスは、多くのことを学ばないと理解できないと思いますので、下記の記事を参考に学んでみてください。
〇日本国建国の詔(みことのり):「縄文時代から紐解く日本人らしさ から学ぶ」
〇建国時の想い:「日本建国宣言から学ぶ」
