こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、Kindle版書籍の第三弾として7月7日に出版した「ワークプレイスの知 苦手意識があるワーカーのための法を味方につける方法!」の概要を説明いたします。
まえがき
実務で建築に関わる業務を行っていると、現場には、法に苦手意識を抱いている若手がたくさんいることに気付かされます。リノベーションなどが背景となり異業種からの参戦も多いと思いますので、私が建築設計事務所で修行をさせて頂いた頃より、苦手意識は増えているのではないでしょうか?
現代は、ベテランから若手への「現場経験の継承」や法的制限をクリアにするための「現場の技術」が途絶えているようにも感じます。そこで、私が師や先達から学び受け継ぎ、自ら応用・発展してきたことを次世代に伝えていくことが、多様な経験をさせて頂いた私の役割だと感じ出版させていただきました。
本書は、なぜ、法に対し距離感を感じ、苦手意識を抱いてしまうのかという問いからスタートします。それは、法実務という「枝葉」の知識だけが求められ、法の目的(背景)・全体像といった根っことなる法概念を教わる機会がないままに社会に出てしまうからだと気付きました。本書は、この気付きに基づき、法を根本から解説しています。
本書では、誰もが法を根本から理解し活用できるようになるため、法用語、歴史的背景に基く法メカニズム、法メカニズムと法概念、法体系、ワークプレイスとワークに関する法、建築関係法の概要、建築関係法の法解釈と法適合、生成AIの有効な活用方法などを具体的に解説して、法への苦手意識から「法を味方につける」という意識改革を促します。
本書籍の概要
●法用語(第1章・第5章)
・法用語については、法を根本的に理解するための用語と法を積極的に運用するための用語という2つの章に分け説明しています。
・法を根本的に理解するための用語のテーマは、「社会の構造を理解する」「法が私たちに求めているスタンスを理解する」「プロとしての意識を理解する」です。
・法を積極的に運用するための用語のテーマは、ワーカーの「生命・健康・財産」を守るための実務的な用語の理解です。建築士・社労士・司法書士の視点から、ワークとワークプレイスに関する法的制限を理解し実践するための鍵と用語をまとめています。
●歴史的背景に基く法メカニズム(第2章)
・聖徳太子により604年に制定された『十七条憲法』にまでさかのぼり、飛鳥時代から現代の建築基準法までの日本の法治国家としての歴史を説明することで、建築基準法などの建築関係法への歴史的背景への理解を促します。
・社会的な要請に基づく、法の成り立ちについて説明しています。それは「和を維持するため」「災厄に対する備えのため」「人治から法治という型への移行」です。
●現代の社会的背景に基く法メカニズムと法概念(第3章)
・歴史的背景に基く法メカニズムを前提にして、現代社会における法メカニズムについて「法規・正義としての法」「法則としての法」「方法としての法」を説明しています。
●法体系(第4章)
・法体系は、公の秩序を維持するための法規範のうち、公法と私法と言われる「狭義の法(実定法)」のみであることの理由の説明と、他の法に法体系がない理由を説明しています。
・ピラミッド型の法体系は、憲法・法律・政令・省令・告示・(条例)です。
●ワークプレイスとワークに関する法(第6章)
・ハコ・人・権利の三位一体の関係と捉えて、説明しています。
・「公共の福祉」の具体化として説明しています。
・主な条文の説明、ワークプレイス・ワーク・権利に関する法の目的と構成を説明しています。
●建築関係法の概要(第7章)
・ワークプレイスに関する下記の主な法の目的と構成を説明しています。
建築基準法
建築士法
建築基準法と建築士法のセット
バリアフリー法
消防法
耐震改修法
建築物省エネ法
地方公共団体の条例
●建築関係者の法解釈と法適合
・法的制限の確認や制限内容を網羅的に把握するための有効な方法として、「5W1Hのフレームワーク」を用いる方法を説明しています。
・法務を行う上で、曖昧になりがちな「法解釈」と「法適合」の概念と、具体的な運用方法を説明しています。
●生成AIの有効な活用方法
・たいへん有能なパートナーであるAIを活用させて頂く方法について、生成AI活用時の注意点と共に、実務で使える具体的なプロンプト概要と具体例を説明しています。
お知らせ
Amazonの販売ページから「サンプルを読む」をクリックして頂くと、序-本書について-と目次を見ることができます。本書の概要がより分かって頂けると思います。
拙著:ワークプレイスの知 苦手意識があるワーカーのための法を味方につける方法!
今月末には、無料キャンペーンを実施いたします。ご期待ください。
