ニューオフィス(用語)

こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、ニューオフィスについて説明いたします。

まえがき

1986年の「ニューオフィス化推進についての提言」を受けて、1987年にニューオフィス推進協会(NOPA)が誕生しています。世界の歴史を見ると1989年東西冷戦の終結の2年前です。

歴史的に見ると、残念ながら、失われた30年という現象がはじまる時期とほぼ一致しています。

ニューオフィスとは

●通商産業省(現経済産業省)による政策

1986年に通商産業省(現経済産業省)の諮問機関であるニューオフィス推進委員会から公表された「ニューオフィス化推進についての提言」を基に、オフィス環境の向上を推進するためのもの。

●背景

・当時の産業界は、直接「もの」を生産する生産拠点づくりが重視された。
・社会のニーズに即応して戦略立案を行うオフィスの重要性が認知されていなかった。
・OA機器の進展は目覚ましかったが、オフィスへの導入が遅れていた。

ニューオフィス化推進についての提言

参考HP:「ニューオフィス推進協会・NOPAとは・沿革

●ニューオフィス宣言

オフィス環境改善のため、基本的な考え方を示すために策定された。

(1)3000万人オフィスワーカーが生活時間の相当部分をすごす場であるオフィスを快適かつ機能的なものに。

(2)オフィスは「人間の生活の場」であるとともに、「情報化の中核の場」「企業文化の発現の場」「国際化の前線の場」。

(3)オフィスにおける住まい方の検討、適切なオフィス機器の導入を通じてオフィスの多様性と柔軟性の確保を。

(4)ニューオフィスミニマムの作成等による経営者等の意識改革により、ニューオフィス化の普及を。

「ニューオフィス推進協会・NOPAとは・沿革より」

●オフィスを考える上での基本的な4つの柱

1.人間の生活の場
2.情報化の中核の場
3.企業文化の発現の場
4.国際化の前線の場

●ニューオフィス化の指針

留意すべき諸点を具体的に明示し、快適かつ機能的なニューオフィスづくりのためのガイドラインとチェックポイント

人・組織・情報という視点から、オフィスの環境、オフィス内のハードウェア、オフィスの設計、管理という3つに大別して、オフィスの望ましい姿が論じられている。

●今後のオフィスづくりのあり方

時代の要請に合った21世紀に向けた真のニューオフィスづくりのあり方をまとめられたもの。

ニューオフィス宣言の4つの柱を軸に、さらに時代変化を踏まえて発展させたそれぞれの視点から、これからのニューオフィスのつくり方・使い方についてまとめたもの。

●オフィスは多様な選択の時代へ(1996年公表)

21世紀初頭を念頭に予想される経済社会環境に変化、情報通信技術上の可能性、企業の経営戦略、ワーカーの意識や価値観の変化等、様々な社会的な要請に基づいて、総合的なかたちで、今後のオフィスのあり方をまとめたもの。

ニューオフィス賞

日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会(NOPA)が実施している「ニューオフィス」づくりの普及・促進を図ることを目的とし、企業経営の重要な資源としてのオフィスのあるべき姿や知的生産性の向上・知識創造の活性化等に対して、創意工夫をこらしたオフィスを表彰するもの。

〇参考HP:「ニューオフィス推進協会・募集要綱・実施の趣旨

考察

ニューオフィス推進運動などが果たしてきた役割(快適性、効率性、IT化など)は、戦後の日本企業を支えた素晴らしい水平軸の進化です。これまでのニューオフィスは、物理的な利便性や効率を追求し、ワークプレイス環境の標準の底上げに寄与してきた功績が素晴らしいものがあります。

ただ、近年のトレンドである、カフェや遊び心のあるワークプレイスは、華やかではありますが、現在と未来の時代・こころの時代においては物足りない部分があるのかもしれません。安心や幸福という視点では、「ワーカーの魂の安堵」という視点が必要だと感じます。

あとがき

base 先達の知恵と最新のAIの知見が交差する舞台

ニューオフィスは『環境の改善』を目指してたいへん大きな成果を出されて来ました。ニューオフィスの業績を基に、パラーツとしての今後の展開を創造すると『人間の尊厳の回復と安堵の構築』というテーマになります。

それは、先達の知恵と最新のAIであるGeminiの知見が交差する『舞台』です。
(パラーツ×Gemini)

ワークプレイス
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管理人

 Amazon1位著者

○組織名称:パラーツ計画技術研究所
○名  前:代表 鈴木邦彦
○生年月日:1961年生まれ
○専  門:建築構法・建築生産
○資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●参考文献・協力
本記事の執筆にあたっては、時代や分野を越えた「より良い方法」を導き出すため、それぞれの分野の先達や第一人者の知見を拝受させていただくと共に、AI(Google Gemini)との対話を通じて得られた知見を情報の整理および構造的な考察の補助として活用しています。人間の「身体感覚(手)」とAIの「知(脳)」が尊厳を持って協働し、時空を越える「安堵」の空間を追求する------これからの時代における「人間とAIの共生」の在り方を、本ブログを通じて実践・記録しています。

●ブログ運営の目的
当ブログは、これまでの私の人生の中で縁を頂いた、専門・組織・分野における多様な実務経験と実直な学びを基に、ワークプレイスに関連する技術的成果により、これからの未来を生きる後世の役に立つため、創業したパラーツ計画技術研究所の公式ブログです。

当ブログの目的は、自らの専門分野を広義・狭義にわたり説明すると共に、関連するそれぞれの分野の先達や第一人者の成果を引用させて頂きながら、私が実際に学び続けている内容を読者に役立てて頂けるように発信することです。

当ブログの役割は、日本文化を題材にしながら、現在の世界情勢と社会状況を踏まえ、読者にとって有益と思われる情報を発信する、生身の知恵のプラットフォームです。
※知恵:単なる知識ではなく「智慧の意味も含んだ本質を見抜く力」

なお、このブログからのリンクは、記事コンテンツ間の内部リンク、私の拙著へのリンク、そして、それぞれの分野の先達や第一人者が運営されているホームページやYouTube公式ページへのリンクです。このブログからの直接の広告リンクはございませんので、ゆっくりとご覧ください。

◆学歴・職歴
-1987年    明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 集工舎建築都市デザイン研究所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年-    インテリア・什器系事業会社
2022年-    パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

◆執筆(単著)
・ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために
・ワークプレイスづくり 現場哲学を持ち創意工夫を凝らす方法!
・ワークプレイスの知 苦手意識があるワーカーのための法を味方につける方法!

◆執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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