ドラッカー・マネジメントの役割から学ぶ

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、ドラッカー・マネジメントの「マネジメントの役割 」について説明いたします。

はじめに

経営学に素人な私にとって、ドラッカーのマネジメントはたいへん魅力的な一冊です。

「もしドラ」と言われる「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の映画を見て感動し、NHKの100分de名著(2011年6月)の番組で見てまた感動しました。別記事コンテンツの「インテグリティ(用語)」で書いた、事業にとって誠実さがもっとも大切であることは、ドラッカーから学びました。

マネジメントには難しい部分も多々ありますが、中川先生のやさしいビジネス研究で、詳しく説明して頂いているので、参考にさせて頂き、ドラッカーシリーズとして、数回に分かり書きたいと思います。

〇誠実さ:「インテグリティ(用語)

参考講義:ピーター・ドラッカーの「1.マネジメントの役割」

参考動画:中川先生と読むピーター・ドラッカーの「マネジメント 1.マネジメントの役割」

●書籍:マネジメントの前提

・マネジメントの基本が1冊におさまっている。
・学術的なエビデンスに満ちている訳ではないが、ドラッカーが、観察してきたこと・経験してきたことから、真理や原則と思われることを示唆している書物。ある種の思想書。
・マネジメントには、永遠普及のマネジメントの原則がおさまっている。
・私たちが経験を積めば積むほど、この本には確かに正しいことが書かれてあったと評価される本。

●マネジメントの役割

1.自らの組織で社会に貢献する。

①組織固有の使命を明確化して、それを遂行するための仕組みをつくる。
②組織の中で人間を活かす。 人々に、生計の糧、コミュニティ、地位、自己実現を与える。
③社会に与える影響を適切に処理すると共に、社会の問題の解決に貢献する。

2.マネジメントとは短期を長期のバランスが大切。

・短期的な顧客獲得と利益獲得
・長期的な発展と成長・存続

3.マネジメントとは、管理的活動と企業家的活動のバランス。

・私たちの社会は、イノベーションの積み重ねによってできている。

考察

現代社会においては、組織こそが、生計の糧、社会的地位、コミニティを得て、また一人ひとりが自己実現を図ろうとする手段であるという前提に基づいて、マネジメントは、マネジメントの役割を果たすことが重要であると教えてくれていると感じています。

まとめ

base マネジメントの役割を意識する

マネジメントの役割については、簡単には意識できないがあると思いますが、社会貢献という目的を果たすためには仕組みの構築と人を活かすことが重要で、バランスが必要なことが分かります。

〇マネジメントとは:「プロジェクト・マネジメント

参考図書等

参考図書 P.F.ドラッカー:【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則 ダイヤモンド社 2011.04.11

ワークプレイス
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、今までの私の人生の中で縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と、自ら行なってきた学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果を出し、後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。
各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関連する基本的な考え方とやり方を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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