ワークプレイスの可能性

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、先日発売した”ワークプレイスづくり 安心とゆたかさに”に書いた「ワークプレイスの可能性」について、少し深掘りして説明いたします。

まえがき

本書は、ワークプレイスを定義し、ワークプレイスの可能性を示した上で、「安心とゆたかさ」と表現している幸福を目指ざす内容になっています。

ワークプレスの定義:「ワークプレイスとは?(用語)

そして、ワークプレイスに可能性を感じる根拠は、福澤諭吉、ドラッカー、アリストテレスの考え方から学んでいます。

組織や社会が良くなるための重要なファクター

福澤諭吉は、独立という概念をほんとうに大切にしていました。学問のすゝめでは、個人が独立の気概を持ち、組織が独立し、国が独立(国体の維持)することがとても重要視されています。

ドラッカーは、組織は社会に価値を提供しながら発展していく社会機関と捉えていました。

このような先達の示唆を受けて、私は、国体を維持しながら組織や社会が良くなるための原点は、私たち一人ひとりの自律や独立にあると解釈すると共に、社会機関となる組織環境であるワークプレイスは、組織や社会を良くするための重要なファクターではないかと感じた訳です。

〇独立:「学問のすゝめ 国家の独立とは
〇機関:「ドラッカー・企業とは何か(企業の成果)から学ぶ

幸福について

人生の目的は何でしょうか?本書では、アリストテレスのニコマコス倫理学を引用し、

「(中略)私たちは、この人生の究極の目的である幸福に向かって、具体的にどのような「方法」を選択していけば良いかが問われているのではないか(中略)」と表現しています。

人生経営哲学として参考にさせて頂いている青木仁志さんのYouTubeを見させて頂いても、「人生の目的は幸せになること」と何度もおっしゃっているので、私は、人生の目的は、やはり幸福や幸せではないかと思っています。

参考動画:青木仁志の『人生経営哲学』100回聞いたら豊かのなる話
(100回まとめて見れるようにして公開してくださっています。感謝いたします。)

あとがき

base 学問的な知見を

私は、ワークプレイスには多大な可能性が眠っていると感じています。ワークプレイスは、建築学のように学として体系化されていないため、複眼でこの世界を見ることができるようになると可能性が見えてくるのであろうと感じています。

参考文献

参考図書(拙著):ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために

ワークプレイス
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管理人

 Amazon1位著者

●組織名称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、いままでの私の人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果により後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。

各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

このブログの記事コンテンツには、建築以外の内容がたくさん含まれています。その理由は、建築に関する内容はワークプレイスを構築するためのひとつの手段にすぎないからです。私は、ワークプレイスには、多様な手段が必要であると考えています。

読者の方々の自らの活動の基盤として、記事コンテンツを活用して頂けると幸いです。健康を維持し、自らを育みながら、より良い成果を出して頂けるように、クオリティ高い記事コンテンツを目指します。

日本の歴史・伝統・文化を詳しく学び、よく理解した上で、アンデンティティを育み、根っこのあるものづくりとなるように心掛けて記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです。

なお、このブログからのリンクは、記事コンテンツ間の内部リンクと拙著へのリンク、そして、参考にさせて頂いている先達や第一人者の方々のHPやYouTubeページへのリンクです。このブログからの広告へのリンクはありませんので、ゆっくりとご覧ください。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
◇「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
◇「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

●執筆(単著)
◇ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために

●執筆(共著)
◇群居29 特集X年目のすまい
◇SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
◇コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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