こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、パラーツ計画技術研究所のフィールドのワークプレイスの垂直軸について、説明いたします。
まえがき
ほぼ毎日、このパラーツ公式ブログへ記事をアップしながら、Kindle本の執筆を行っていると、ふと、気付くことがあります。「建築行為と家具・備品という曖昧な領域のワークプレイス自体の創造と関連するプロダクトの創造にまだ開拓がされていない価値」があるのではないかと!
福澤諭吉は、学問のすゝめの中で個人の独立が国家の独立に繋がると説きました。明治初期はまだ家族制度がしっかりして、個人⇒家族⇒組織⇒社会・国家という構図が成り立っていたのかもしれません。しかし、現代は家族よりも個人が主体です。現代は、個人⇒組織⇒社会・国家なのかもしれません。
私は、自律した個人とその価値観を共有する組織同志の協業が、安定した社会・国家に貢献するのであろうと感じています。そして、その営みを支える仕組みであるワークプレイスの果たす役割は大きいと思っているからです。
ワークプレイス 〇〇〇 × 〇〇〇 (パラーツ×Gemini)
そこで、既刊のKindle版拙著は、「ワークプレイスづくり×(拙著のテーマ)」と「ワークプレイスの知×(拙著のテーマ)」という少し即物的な印象になっていましたが、より日本文化の空間に宿る精神性を目指すため、これらを活かしながら、設え(しつらえ)、紡ぎ(つむぎ)、構築(こうちく)などで表現していきたいと考えています。既刊のKindle版拙著3冊を例にして説明いたします。
ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために(第一弾)
パラーツの理念を基に「安心・ゆたかさ」を縦軸に据え、私たちの幸福感に通じる概念とした「安心ととゆたかさ」縦軸にしました。この安心とゆたかさは、多様な実践方法を通じて幸福感を得る最良の方向性を説明してあります。
ワークプレイスへ集うワーカーへのもてなし・精神的な調和などの「設え」、糸を紡ぐようなワーカーとワーカーの関係性・そこから生まれる知恵などの「紡ぎ」、物理的なものづくりを知的なワークプレイスの土台づくりに昇華させる「構築」をトータルに意識して執筆しています。
ワークプレイスづくり 現場哲学を持ち創意工夫を凝らす方法!(第二弾)
現場の課題解決を行うため、活きた現場哲学の導入を勧める一冊。厳選した「良い設計の良い流れ」と「八正道」という現場哲学を縦軸に据えて説明しています。建築構法の視座を加えながら、この2つの現場哲学の実践方法も解説しています。
ワーカーの自律はとても大切ですが、主なテーマは、糸を紡ぐようなワーカーとワーカーの関係性・そこから生まれる知恵などの「紡ぎ」という連携です。
ワークプレイスの知 苦手意識があるワーカーのための法を味方につける方法!(第三弾)
歴史をさかのぼった歴史的背景に基づく法メカニズムと、現代の社会的背景に基づく法メカニズムに加え、法概念や法体系を説明した上で、法解釈の方法と生成AIの活用方法などを説明した1冊です。主に、物理的なものづくりを知的なワークプレイスの土台づくりに昇華させる「構築」が、主なテーマです。概要は明日7月18日の記事をご覧ください。
多様に展開する「ワークプレイス(〇〇)×〇〇〇」
(パラーツ×Gemini)
AIのジェミニさんとの対話で、多様な展開ができることが分かっていますので紹介いたします。ワークプレイスというフィールドで、「構法と構築」を主なテーマとして多様に展開して、Kindle版拙著で体系化していきますので、楽しみにしていてください。
【設え】精神・あり方×一隅を照らす
・視覚的なデザイン重視のワークプレイスという視点ではなく、「一隅を照らす」という尊い教えを空間づくりに落とす方法です。目の前の一人ひとりが、その場所で自らの光を放ち、社会を照らせるような場を設えるかというのがテーマです。
【紡ぎ】遺産・未来×最大遺物
・内村鑑三の思想「後世への最大遺物」「勇ましい高尚なる生涯」の思想を空間に宿らせるテーマです。
【構築】本質・知恵×人間性の開花
・AI時代だからこそ、身体を持った生身の人間がワークプレイスに集う意味を問い直すのがテーマです。
・建築構法・建築生産という空間づくりの客観的・合理的なアプローチの先に、人間ならではの創造性や精神的調和を導き、実務と哲学が美しく融合する点があります。
あとがき
base 無限の可能性があるワークプレイス
建築的に言うと、ワークプレスは業務用途です。様々な価値観が入り乱れてしまう空間なのかもしれません。そこに1本の垂直軸を据えることに何等かの可能性を見いだす。そこには無限の可能性があるだろうと感じいます。
Kindle電子書籍(全三巻)のご案内
本記事で触れた思考法や実践知は、Kindle電子書籍『パラーツ文庫・より良い方法シリーズ(全三巻)』にてより体系的にまとめています。
【第一巻】『ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために』
(建築とワークプレイスの視点から紐解く総論・基礎思想)
★創刊・普及特別価格:290円(ペーパーバック版1,320円より約78%OFF・期間限定)
※「まずは第一巻から知の体系に触れていただきたい」という想いから、現在お試し価格にて公開中。
【第二巻】『ワークプレイスづくり 現場哲学を持ち創意工夫を凝らす方法!』
(現場視点から紐解くプロジェクトのより良い在り方と実践)
【第三巻】『ワークプレイスの知 苦手意識があるワーカーのための法を味方につける方法!』
(歴史を根本から理解し生成AIの活用法までを学べる法規範・構造)
現場での実務経験、日本文化や思想の探究、そして最新テクノロジーの活用を統合し、「一隅を照らす」知恵として凝縮した一冊です。Kindle Unlimited(読み放題)にも対応しておりますので、ぜひお手元に置いてご活用ください。
パラーツ計画技術研究所 知の構法構築家 鈴木邦彦
