こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、ものづくり経営学の「戦略なくして未来戦略なし」で、明治維新から高度経済成長の頃までについて説明いたします。
まえがき
どの分野にもしっかりとした歴史があります。建築には建築史があり、オフィス・ワークプレイスには、ワークプレイスの歴史があります。別の記事コンテンツで概要を説明していますので、参考としてください。また、歴史を学ぶ意義についても記事コンテンツをアップしています。
〇明治以降の建築と建築学の歴史:「建築と建築学 から学ぶ」
〇ワークプレイスの歴史:「オフィス・ワークプレイスの歴史」
〇歴史を学ぶ意義:「歴史を学ぶ意味を再考する」
歴史をよく理解してから判断する場合と歴史を知らないで判断する場合、どちらが良い結果となるか?それぞれの価値観になりますが、歴史という事実が分かった上での判断と空想の上での判断という違いになる事実だけは知った方がいいです。
藤本先生による、歴史観の重要性の講義を紹介いたします。
参考講義:日本の現場の70年 前編 歴史観無くして未来戦略なし
(講師:藤本隆宏先生)
●ものづくり経営学で大切にしている世界観
・歴史観を大切にしている。
・安定的な解や問題意識のため。
●ものづくりの歴史
・前史(文明開化から第二次世界大戦まで)。
・冷戦開始。
・移民なき高度成長。
●長期雇用、長期取引
・慢性的に人が足りない状態。
・多能工のチームワーク。
参考動画:日本の現場の70年 前編 歴史観無くして未来戦略なし
考察
私は、日本の経済史、経営史、文化史、建築史、ワークプレイスの歴史、そして、ものづくりの歴史等、関連分野の歴史の概略を把握するようにしています。
それは、藤本先生の講義のタイトル「歴史観なくして未来戦略なし」の通りだと感じているからです。人間は、ある時期に生を受け、社会の中で何らかの専門を選択して、何らかの想いを持ち成果を出して活動しています。私たちの活動は、先達からの成果の継承の上に成り立っていることを理解できれば、歴史が大切であることに気づくはずです。
あとがき
base 歴史に目を向ける
歴史を学ぶことは、人名や年号をおぼえることではありません。学校教育の経験とは違う世界があることを認識することからはじめると良いと思います。