ドラッカー・戦略計画(企業の成果) から学ぶ

こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、ドラッカーの「戦略計画」について説明いたします。

はじめに

ドラッカーの戦略計画の立て方は、戦略計画の目的が明確で、トップマネージメントがやるべきこと、現場との連携が明確に解かれていると感じる内容になっています。

マネジメントのp.37~p.40の内容です。哲学的・思想的と表現したらよいのは分かりませんが、本からでは内容を把握することが困難なため、中川先生のビジネス研究で詳しく説明してくれている内容を紹介いたします。

参考講義:中川先生と読むピーター・ドラッカー 5.戦略計画

(講師:中川先生)

●前提

・戦略計画はどうやって立てるべきか?
・トップマネージャーが計画をどのように実行に落としていけば良いか?

●戦略計画のポイント

1.リスクを伴わない判断に力を割かない
・トップマネージメントがやるべき判断:不可逆な判断(元に戻すことができない)。

2.実行のための組織を編成する
・経営資源(人・金・物的資源など)を揃える。
・期日を定めた行動プランを立てる。

3.レビューと修正
・健全に干渉し、必要に応じて方針転換を行なう。

●戦略目標から実行計画を描く上でのポイント1

・計画立案とは、着実な実行方針を作ること。

●戦略目標から実行計画を描く上でのポイント2

・自社で操作可能な範囲に集中すること。

●戦略目標から実行計画を描く上でのポイント3

・計画立案では、リスクを許容する策を立てる。

参考動画:中川先生と読むドラッカーの「マネジメント 5.戦略計画」

考察

今までの5つの記事コンテンツ、マネジメントの役割から戦略計画で、マネジメントの役割を踏まえた上で、企業の成果として、企業・事業・事業の目標・戦略計画を学んできました。一つひとつ、コツコツと積み重ねていけば、きっと社会に継続的に貢献できる事業は可能であると思います。

企業内のマネジメントの使命・役割を学べる別の記事コンテンツをまとめておきます。
〇マネジメントの役割:「ドラッカー・マネジメントの役割 から学ぶ
〇企業:「ドラッカー・企業とは何か(企業の成果) から学ぶ
〇事業:「ドラッカー・事業とは何か(企業の成果) から学ぶ
〇事業目標:「ドラッカー・事業の目標(企業の成果) から学ぶ
〇戦略計画:この記事コンテンツ

まとめ

base 戦略×戦術

一般に、戦略は目標を達成するための計画、戦術は目標を達成するためにとるべき行動といわれますが、戦略計画に基づく戦術からのフィードバックで、より良い成果に結びついていくのだと思います。

参考図書等

参考図書 P.F.ドラッカー:【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則 ダイヤモンド社 2011.04.11

ワークプレイス
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、私の今までの人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と自ら行なってきた学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果を出して後進や社会に貢献したいという想いで創業した、パラーツ計画技術研究所のブログです。
このブログは、各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関連する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

私の専門は建築・建築構法ですが、このブログの記事コンテンツは建築以外のこともたくさんアップしています。その理由は、建築は目的ではなくワークプレイスを構築するための手段だからです。
目的は、読者の方々に活用して頂いて、身らのより良い成果を出すための基盤として頂くことです。健康と強みを育みながら、社会と後世に貢献して頂きたいです。歴史と伝統を正しく理解し大切にして、長く愛されるものづくりを続けるための記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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