ドラッカー・知的労働と肉体労働の階級分離

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、ドラッカーの「知的労働と肉体労働の階級分離」について説明いたします。

はじめに

今まで、6回にわたり、企業のマネジメントと公的機関のマネジメントについて説明して来ましたが、今回と次回は、ドラッカーの仕事論になります。

現代の私たちにとって、誰かに雇われて働くというライフスタイルは、まったく当たり前で違和感を持つことは少ないですが、実は、歴史をさかのぼると、このライフスタイルは、19世紀末からはじまった非常に特殊なライフスタイルです。

このライフスタイルは決して万能ではないため、正しく理解して、より良い方向を模索するためのヒントを気づかせてくれる内容です。

仕事論についても、中川先生のビジネス研究で詳しく説明してくれている動画を紹介いたします。

参考講義:ピーター・ドラッカー 知的労働と肉体労働の階級分離

(講師:中川先生)

●現代社会の前提

①雇われる人で成り立つ社会。
②肉体労働者の社会的地位の低下。
③知識労働者の生産性が鍵。

●仕事論の基礎

・被雇用者が中心の社会であること。
・知的労働者の生産性が鍵になること
⇒これを念頭にあなたのキャリア・仕事を考え直そう。

参考動画:中川先生と読むピーター・ドラッカー 知的労働と肉体労働の階級分離

考察

ものづくり経営学の理論で説明すると、良い設計としてクオリティの確保と、良い流れを生むクオリティ高いマネジメントがとても重要であることが分かります。

ワークプレイスを構築する建築的には、ボトルネックやトラブルを解消しながら、いかにして、良い設計の良い流れを構築するかが鍵になります。その仕組みを編み出す知的労働者の営みこそが鍵になるということです。

〇良い設計の良い流れ:「良い設計の良い流れ・ものづくり経営学
〇ボトルネック:「ものづくりのボトルネック・ものづくり経営学」

まとめ

base AIを良いパートナーとするために

知識労働者をどう定義するかに寄りますが、AIができる内容の範囲で生身の人間が勝てる訳がないですので、AIを良くパートナーとして、私たちが知識労働者として価値が出せる範囲は狭まります。

「人体」を持つ生身の人間にしかできないことは必ずありますので、私は、そこに特化することで最適になると解釈しています。

ワークプレイス
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、私の今までの人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と自ら行なってきた学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果を出して後進や社会に貢献したいという想いで創業した、パラーツ計画技術研究所のブログです。
このブログは、各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関連する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

私の専門は建築・建築構法ですが、このブログの記事コンテンツは建築以外のこともたくさんアップしています。その理由は、建築は目的ではなくワークプレイスを構築するための手段だからです。
目的は、読者の方々に活用して頂いて、身らのより良い成果を出すための基盤として頂くことです。健康と強みを育みながら、社会と後世に貢献して頂きたいです。歴史と伝統を正しく理解し大切にして、長く愛されるものづくりを続けるための記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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