こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「勝敗はトップの大局的な判断で決まる!」と題して、歴史の中で起こった良いところと悪いところをしっかりと見つめて、バランスを取りながら未来に活かす方法を説明いたします。
まえがき
私がいつも学ばせて頂いている東京ホンマもん教室という番組で、毎年、敗戦の月の8月に戦争(第二次世界大戦・太平洋戦争・大東亜戦争)からの教訓の特集が組まれていることを知り、パラーツとしてまとめておきたいと思いましたので、4年前の2021年までさかのぼり説明していきます。
なお、東京ホンマもん教室は2020年11月8日にはじまった番組です。
参考HP:東京ホンマもん教室
今回の参考講義から学ぶ教訓は、ポピュリズム、セクショナリズム、人情・面子・空気です。
参考講義:戦後76年”あの戦争”とは何だったのか
●太平洋戦争と大東亜戦争は何が違うのか?
・大西洋戦争と大東亜戦争 呼称の問題。
・アメリカ、中国、東南アジアと戦っていた。
・大東亜戦争≒日中戦争+太平洋戦争。
・大東亜戦争 否定論と擁護論。
否定論:主としてサヨク(教科書、マスコミ、国連)
擁護論:主として保守 1990年前後・「戦争論」小林よりのり
●大東亜戦争擁護論の例
・大東亜百年戦争 林房雄。
黒船の来航(1853年)~大東亜戦争(1945年)。
・薩英戦争・日清戦争・日露戦争・満州事変・日中戦争。
・アジアの他国の状況から見て、当時の日本人は黒船が来て日本が侵略しようとしていることに気が付いていた。
●戦争のシミュレーションと開戦
・内閣総力戦研究所・日本必敗予測。
・山本五十六の見解。
・日本の禍機
ポーツマス条約会議中に、桂首相とハルマンが南満鉄道を鉱山の共同管理の約束。
小村寿太郎が激怒して破棄。
・藤井説 大東亜戦争 開戦への道。
・日中戦争を回避できなかった(近衞政権)。
⇒否定論と擁護論を適切にミックス
・歴史の教訓を今に活かすためには、否定論と擁護論を適切にミックスして、より良い方法を模索する必要がある。
参考動画:戦後76年”あの戦争”とは何だったのか~ホンマもんの保守をめぐって~
考察
私は、参考講義の最後の結論「藤井流 大東亜戦争敗戦の理由」を聞いて納得しました。数か月前までの日本の政治状況を見ても、このポピュリズム、セクショナリズム、人情・面子・空気を実感してしまいます。
国、組織、プロジェクトなど、油断をしているとあらゆる集団で起こる可能性があると思います。自らがトップの場合は、自ら判断で敗北しないように心掛ける必要があります。その時は歴史をしっかりと見つめて、バランスの取れた判断をして、未来に活かす必要があると思います。
また、残念ながら属する組織がこのような状態と感じた時は、距離感とバランスが大切であるのように感じています。
あとがき
base 稽古を大切にする
稽古というと、武道の稽古等のひたすら練習や修業をするようなイメージですが、実は違っていて、「古(いにしえ)を稽(かんがえ)て」という意味です。古い教えの中の良いところを感じてしっかり考えて今に活かすことです。
〇稽古を大切にする:「稽古照今」
