ユビキタス(用語)

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、現在進行中で、ほぼ実現している「ユビキタス」と「ユビキタス社会」について説明いたします。

はじめに

ワークプレイス【用語】で説明した通り、今は、このユビキタスの環境がほぼ実現していて、「いつでもどこでも働ける」環境のことです。

〇ワークプレイスの定義:「ワークプレイス【用語】

ユビキタスとは?

遍在を意味する概念

ユビキタス(ubiquitous)はラテン語で、「遍在」を意味する言葉です。

この言葉は、
・広くあらゆるところにゆきわたって存在すること。
・あらゆるものがあちこちに存在していること。
・広範囲または普遍的であること。
等の意味です。

ユビキタスは、物理的な場所や抽象的な概念にも適用されるといわれていますが、一般的には、IT(情報技術)やインターネットに関連して示される言葉です。

IT(情報技術)におけるユビキタス概念

・広くあらゆる場所に、コンピューターやネットワークが遍在していて、いつでもどこでも使いたい時にコンピューターを利用できる環境のことです

日本でのユビキタス導入

1990年以降から高度な情報通信機器とネットワークの技術変革がはじまった。

この頃から、徐々にユビキタス環境を整える動きがはじまる。

また、この頃には、日本のオフィス環境において革新的な変化が起こりました。
・フリーアドレスシステム
・FM(ファシリティマネジメント)
・ニューオフィス等

2020年の新型コロナウイルス感染症の影響からWEBを活用したワークプレイスが急速に発展した。

考察

私が、ユビキタスという概念に触れたのは20数年前ですので、1990年代後半です。まだ無線LANが普及していなく、有線LANの時代でした。
私の実感としてもユビキタスの概念はほぼ実現していると感じますが、後々に似ている概念のIOT(アイオーティー)との比較等をすることも考慮して記事コンテンツにしています。
IT環境やロボット技術等はどんどん良くなります。ワーカーの仕事がAIにとって変わるといわれる社会において、どのように共存していくかが課題だと感じています。

まとめ

base 遍在をうまく活用する

遍在が意味する:広くあちこちに行き渡って存在することは、ITに限ったことではなく、辞書を調べていると民話の例等が出てきます。いつでもどこでも、かつ公平に、活用できる環境を利用できる価値をどう判断するか? 情報に流されずに、遍在を活かす活動をしたいものです。

ワークプレイス
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管理人

 Amazon1位著者

●組織名称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、いままでの私の人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果により後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。

各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

このブログの記事コンテンツには、建築以外の内容がたくさん含まれています。その理由は、建築に関する内容はワークプレイスを構築するためのひとつの手段にすぎないからです。私は、ワークプレイスには、多様な手段が必要であると考えています。

読者の方々の自らの活動の基盤として、記事コンテンツを活用して頂けると幸いです。健康を維持し、自らを育みながら、より良い成果を出して頂けるように、クオリティ高い記事コンテンツを目指します。

日本の歴史・伝統・文化を詳しく学び、よく理解した上で、アンデンティティを育み、根っこのあるものづくりとなるように心掛けて記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
◇「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
◇「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

●執筆(単著)
◇ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために

●執筆(共著)
◇群居29 特集X年目のすまい
◇SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
◇コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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