歴史を学ぶ意味を再考する

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「歴史を学ぶ意味の再考」について、整理していきたいと考えています。

はじめに

私は、読者の方々が経験されたであろう一般的な教育を受けて育ちましたので、私にとって歴史という科目は、背景や理由が何も分からないまま、出来事の年号や人名を覚えなければならない面白くない科目でした。仕方なく、年号や人名を暗記して試験を受けていたことを覚えています。

大学の建築学科で建築史は学びましたが、神社仏閣や有名建築(日本・西洋)等の歴史が主で、社会的背景との関係や一般庶民の生活との関連を想像できるまでには詳しくなかったようです。
数年前に執筆した「ワークプレイスのリ・デザイン」でワークプレイスの歴史をまとめてみて、ワークプレイスという特質上、その歴史が一般庶民や社会と密接であることを感じました。

小名木善行さんの説明のように、歴史(歴史学)は、歴史のある時代の出来事の理由(なぜ・どうして)を考えながら、先達の営みに触れる学問だと私も思います。先達に学び、先達の行ったことに自分なりの評価をしながら、自分の人生の参考にすることができます。

結実大学の小名木善行さんの「教科書が教えない日本の歴史シリーズ」の第1回で、歴史を学ぶ本当の意味について考察されていますので紹介いたします。

参考講義:歴史を学ぶ本当の意味とは?

(結実大学:小名木善幸さん)

現代の中学生が受ける歴史教育

・「科捜研の女」を例に、歴史を学ぶ本当の意味が説明されています。
・現状の教科書は、社会科の歴史分野となっている。

日本の歴史教育が変わった背景

・ご先祖様の営みの歴史である国史が禁止されていると説明。昭和20年~

歴史を学ぶとは

●社会科 歴史分野
・いつ、どのような事実があったのか、社会人として必要な知識を得る。
●歴史学 History
・過去の事実を時系列にストーリー化する学問。
●歴史を学ぶとは?
・自分自身をその歴史の当事者におき、自分ならばどうするか、自分の頭で考える学問。

参考動画:歴史を学ぶ本当に意味とは?(結実大学)

考察

現代は、自分から学ぼうとすれば、無料の教材も多数あり多様な教材から学ぶことができます。歴史を学ぶ時は、歴史を追体験をしていると解釈して、自分自身の判断を考えることが必要だと思います。

まとめ

base 歴史を学ぶ意味を確かめる

私は、小名木さんのこの動画を見て、歴史を学ぶことへのモヤモヤのようなものが晴れた気がします。読者の方々も、自分なりの歴史を学ぶ意味を捉えながら学ばれると、あらためて歴史の面白さを感じることができると思います。

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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、私の今までの人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と自ら行なってきた学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果を出して後進や社会に貢献したいという想いで創業した、パラーツ計画技術研究所のブログです。
このブログは、各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関連する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

私の専門は建築・建築構法ですが、このブログの記事コンテンツは建築以外のこともたくさんアップしています。その理由は、建築は目的ではなくワークプレイスを構築するための手段だからです。
目的は、読者の方々に活用して頂いて、身らのより良い成果を出すための基盤として頂くことです。健康と強みを育みながら、社会と後世に貢献して頂きたいです。歴史と伝統を正しく理解し大切にして、長く愛されるものづくりを続けるための記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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