中学歴史講座第2回から学ぶ

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、竹田恒泰さんの「中学歴史講座第２回年代や時代の表し方」を説明いたします。

まえがき

この中学校社会科用国史教科書は、素晴らしい教科書だと思っています。相当に緻密な努力をされて作られていると思いますので、曖昧さがあまりありません。バランスが良いことに感動してしまいます。

今回が、年代と時代の表し方のルール的な内容です。

・我が国独自の紀年法。（今は日本のみで使われている紀年法）

・西洋の紀年法。
・イエスの誕生＝紀元。
・紀元以前の表記：紀元前・ＢＣ。
・紀元後の表記：紀元後・ＡＤ。

・西暦を100年単位で表した紀年法。

・大陸の前漢の時代(AD206～)から使われている紀年法。

十干(じっかん)：
甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)
庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)

十二支(じゅうにし)：
子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)
午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

・現代・古代・中世・近世・近代・現代

・大和時代
・飛鳥時代
・奈良時代
・平安時代
・鎌倉時代
・室町時代
・安土桃山時代
・江戸時代
・明治時代
・大正時代
・昭和時代
・平成時代

この教科書は、前提となっている部分をしっかりと押えているので、とても分かりやすいです。そして、この分かりやすい内容の出来事をこの紀年法に沿って積み重ねて学ぶと、日本の歴史がしっかりと見えてくるように感じます。

今まで読んだ日本史のテキストの中で、他に類を見ないすばらしい内容ですので、私は、毎日、少しづつ音読して楽しんでいます。

年代や時代の表し方は、意外と曖昧にしていることもあると思いますので、元号・西暦・世紀・干支の関係を確認してみてください。

参考図書国史教科書編纂員会：国史教科書第７版 PHP研究所 2024.07.15