こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「武士道の真髄とは?」と題して、一般的な武士道に対するイメージとはちょっと異なる知見を紹介いたします。
まえがき
武士道の概念が、新渡戸稲造の「武士道」のことだと思っていた私には、たいへん大きな学びでした。
武士道が日本の柱で、武士道精神=日本人の精神というイメージがなかったので、自分の中にある精神と向き合って、分かるような気がしてきました。
参考講義:武士道の真髄とは?
(結実大学:執行草舟×小名木善行)
①日本人の精神である”武士道”
・武士道は日本の中枢、ひとつの思想ではなく日本の柱。
・武士道精神=日本人の精神。
・武士道と融合することで、外来のことが日本化される。
・武士道=神話から生まれた日本最大の文化。
・現代人は、欧米の責任の取り方と日本の責任の取り方の狭間にいる。
②武士の生き方から学ぶ
・専守防衛。
・躍動の武士道。
③命を使い切る”無頼の精神”
・頼るべきものがないこと。
・命をどこまで使い切ったかが、最も尊い。
参考動画:三島由紀夫が残した「武士道」の真髄とは?
考察
武士道精神を説明する時に、この名前と概念を説明するために、武士との関係で説明された方が分かりやすいので、鎌倉時代の武士の規範が武士道の源流と捉えていましたが、武士に限らず、神代の物語(神話)から生まれていた日本人の精神であるならば、今の時代にほんとうに必要な精神だと思います。
仏教を起源とする禅、儒教や朱子学等とことなり、武士道は神代の物語(神話)から生まれている文化ですから、日本人として最も大切にする必要がある文化です。
あとがき
base 無頼とは
私たちは、心理的な安定や判断の基準として拠り所が必要です。武士道の真髄は、高い視座の拠り所のイメージだと感じています。私は、仏教でいわれている「自灯明」や「最終的な師匠」と近い考え方だと解釈しています。
