ドラッカー・企業の社会的責任

こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、ドラッカーの一番の思いを込めているといわれている「企業の社会的責任」について説明いたします。

はじめに

企業の社会的責任というのは、一般的にCSR(Corporate Social Responsibility)といわれているものです。どんな企業でも年間目標等で売上や利益の追究が先行されることから、積極的には成り難い印象を持つ内容です。

しかし、ドラッカーの根本的な考え方を知ることで、今まで以上にCSRが重視されている背景と考え方が分かるようになります。

参考講義:ピーター・ドラッカー 社会的責任

(講師:中川先生)

●理由と方法論の確立

・なぜ、企業には社会的責任があるか、その考え方を整えた。
・解決の方法論を整えた。

1.問題を整理する

・我が社として背負うべき責任がどこまでかを明確にする。

2.解決策を考える

①解決をあきらめる。
②我が社として積極的に解決する。
③委託先に依頼して解決する。

参考動画:ピーター・ドラッカー 社会的責任

考察

企業の社会的責任が、ドラッカー経営学の真骨頂であること、ドラッカーの研究が、企業の社会的責任論の基礎を作ったということ。素晴らしいと思います。

企業と社会が相互依存の関係にあるということ、しっかりと意識すべきことですので、日頃から意識されることをお勧めいたします。

まとめ

base 一人ひとりが人間性を回復する

企業のCSR以前に、私たち一人ひとりの人間として、分かっていながら社会に害になることはしないという意識を持ちましょう。

「知りながら、害をなすな」not knowingly to do harm

まずは、意識付けとして、別の記事コンテンツで説明したように「説明できるようにしておく」です。
〇しっかりと責任を自覚する:「説明できるようにしておく

ワークプレイス
kunihiko Suzukiをフォローする
管理人

 Amazon1位著者

●組織名称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、いままでの私の人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果により後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。

各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

このブログの記事コンテンツには、建築以外の内容がたくさん含まれています。その理由は、建築に関する内容はワークプレイスを構築するためのひとつの手段にすぎないからです。私は、ワークプレイスには、多様な手段が必要であると考えています。

読者の方々の自らの活動の基盤として、記事コンテンツを活用して頂けると幸いです。健康を維持し、自らを育みながら、より良い成果を出して頂けるように、クオリティ高い記事コンテンツを目指します。

日本の歴史・伝統・文化を詳しく学び、よく理解した上で、アンデンティティを育み、根っこのあるものづくりとなるように心掛けて記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
◇「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
◇「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

●執筆(単著)
◇ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために

●執筆(共著)
◇群居29 特集X年目のすまい
◇SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
◇コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

kunihiko Suzukiをフォローする
タイトルとURLをコピーしました