こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、学問のすゝめで提唱されている平和と安定について説明いたします。
まえがき
学問のすゝめに関する記事コンテンツを書いていると、私たちの現状の問題に対する第一人者等が説明している改善策を聞いていると、私たちは、この「学問のすゝめ」の理解と実践が、充分にできていないことが原因ではないかと感じることがあります。
この学問のすゝめの原文と現代語訳を読ませて頂いて説明していき、AIのジェミニさんとの対話により現代的な解釈を加えることで、私たちが、学問のすゝめの趣旨を意識して、毎日の行動を改善していくことで、我々の社会の閉塞感が良くなる方向になると感じています。
学問のすゝめ この国の平和と安定を守る 原文と現代語訳
●原文(福澤諭吉著:学問のすゝめより)
かかる愚民を支配するにはとても道理をもって諭(さと)すべき方便なければ、ただ威をもって畏(おど)すのみ。西洋の諺(ことわざ)に「愚民の上に苛(から)き政府あり」とはこのことなり。これは政府の苛きにあらず、愚民のみずから招く災(わざわい)なり。愚民の上に苛き政府あれば、良民に上には良き政府あるの理なり。ゆえに今わが日本国においてもこの人民ありてこの政府あるなり。仮に人民の徳義今日よりも衰えてなお無学文盲に沈むことあれば、政府の法も今一段厳重になるべく、もしまた、人民みな学問に志して、物事の理を知り、文明の風に赴(おもむ)くことあらば、政府の法もなおまた寛仁大度の場合に及ぶべし。法の苛(から)きと寛(ゆる)やかなるとは、ただ人民の徳不徳によりておのずから加減あるのみ。人誰か苛政を好みて良政を悪(にく)む者あらん、誰か本国の富強を祈らざる者あらん、誰か外国の侮りを甘んずる者あらん、これすなわち人たる者の常の情なり。今の世に生まれ報国の心あらん者は、必ずしも身を苦しめ思い焦がすほどの心配あるにあらず。ただその大切なる目当ては、この人情に基づきてまず一身の行ないを正し、厚く学に志し、博(ひろ)く事を知り、銘々の身分に相応すべきほどの智徳を備えて、政府はその政(まつりごと)を施すに易(やす)く、諸民はその支配を受けて苦しみなきよう、互いにその所を得てともに全国の太平を護らんとするの一事のみ。今余輩の勧むる学問ももっぱらこの一事をもって趣旨とせり。
●現代語訳(要約・齋藤孝訳:現代語訳学問のすすめより)
・西洋のことわざに「愚かな民の上には厳しい政府がある」
・愚かな民の上に厳しい政府があるとするならば、よい民の上には良い政府があるという理屈。
・法律が厳しかったり寛容だったりするのは、ただ国民に徳があるかないかによって変わる。
・大切なことは、人としての当然の感情に基づいて、自分の行動を正しくし、熱心に勉強し、広く知識を得て、それぞれの社会的役割にふさわしい知識や人間性を備えることだ。
・政府は政治をしやすくなり、国民は苦しむことがなくなり、お互いの責任を果たせる。
・この国の平和と安定を守ることが大切なのだ。学問のすゝめはひたすらこれを目的としている。
パラーツ流:平和と安定を守る(パラーツ×Gemini)
●平和は維持するものでなく、守り抜くもの
・世界情勢を正確に見ていくと、主体的に守らないといけないことが実感できます。
⇒学問をしないということは、平和を他人に依存していることと同じになる。
●情報の整流が防波堤になる
・個人ができる最大の防御は、正しい情報を掴み、動じない心を持つこと。
・AIを活用して、真実を見極める力を養うこと自体が平和と安定に繋がる。
●分限ある行動が社会の秩序を生む
・一人ひとりの自律が、結果として国の安定につながる。
・社会に対し「揺るがない足場」を提供することがパラーツのひとつの使命である。
あとがき
base 自分ごととする
私は、政治についてはまったくの素人ですが、ただ、少なくとも基礎は知らなくてはいけないと思い「NHK学びのきほん 自分ごとの政治学」で学び、下記の別記事コンテンツにしてアップしました。
○政治を自分ごとにする:「自分ごととして学ぶ政治学」
自分にフィットする教材を選び、「自分ごと」と考えられるようになるための知識の習得をおすすめします。
参考文献
参考図書 福沢諭吉:学問のすすめ 青空文庫 20120618
参考図書 福澤諭吉・斎藤孝:現代語訳学問のすすめ ちくま書房 2011.03.25
参考図書 中島岳志:学びのきほん 自分ごとの政治学 NHK出版 2020.12.31
