技術を保守&リベラルから捉える

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「技術を保守&リベラルから捉える」と題して説明いたします。

まえがき

以前の記事コンテンツで書いたように、技術には下記のような主な特徴があります。
・技術は、やり方・手段・方法を表わしている。
・技能者が教養や訓練を通して獲得した能力を媒体を通して伝えること。
・技術は、社会が求める価値を実現する手段。
・技術は、その時代のニーズを叶える手段のため、ニーズが新しくなるに連れて古くなる。

〇技術とは:「技能(スキル)と技術の違い」

私は、オルテガが警鐘を鳴らしていること、建築士として「大衆の原型にならない」ように、建築構法・生産を主軸にして多様な学びを続けていく中で、どうしても、保守&リベラルから、技術を眺めてみたいと思いました。

〇大衆の原型:「オルテガ 大衆の反逆 から学ぶ」

保守とリベラルの違いと保守思想について、浜崎洋介さんがとても分かりやすい説明をしてくださっていますのでご紹介いたします。

参考講義:現代社会を行き抜くために必須の”保守思想”とは?

(講師:浜崎洋介)

●保守思想はいつから始まったか?

・前近代では、圧倒的に過去に価値の基準があったため保守思想はない。
・問題は、「保守思想」という必要が出てくる瞬間。
・近代から価値の源泉が逆転して、価値の源泉が未来に出てくるようになる。
 齟齬1:西洋が日本に来てしまったから齟齬が起きている。
 齟齬2:伝統が悪いから齟齬が起こっている。

●リベラル

・ユートピアを作る、進歩主義。
・今ここに無い誰も見たことがない未来から今を見るから理念的になる。
・不安な社会に居ると理念に飛びつく傾向がある。

●保守思想

・リベラルに対して、そうでは無いだろうと反旗を翻したのが保守思想。
・伝統に支えられた常識がベース。
・保守は、進歩主義・近代主義・単なる合理主義と常に戦う。
・保守の的となるのは、単なる「理念」。
・保守は社会の調和が保たれているのであれば、わざわざ事上げをしない。
・保守:この戦いの中に一貫した一筋の思想が見えてくることになる。
・保守は、有機的な感覚の常識人たちが担ってきた歴史でイデオロギーではない。
・保守は、人間論・他者論。人生論・幸福論に繋がる。

参考動画:
現代社会を行き抜くために必須の”保守思想”とは?
保守とリベラルの違いについて徹底解説!

考察

技術の主な特徴を踏まえると、価値の積み上げだと思いますので、保守的な感覚だと感じています。技術者である私の感覚は明らかに保守的です。ただし、伝統的な技術では社会のニーズに合わなくなるのも事実です。

どこで折り合いをつけるかの一つ目のヒントは、稽古照今(けいこしょうこん)です。

〇折り合いを付けるヒント1:「古きを照らし、今を切り拓く|座右の銘にしたい歴史の知恵「稽古照今」の意味と実践」

二つ目のヒントは、論理的に積み上げた技術革新だと考えています。単なる思いつきの理念ではなく、論理的な積み上げを経た技術革新です。そして、何度も試行を繰り返しながら、圧倒的な技術革新を行うということです。

あとがき

base 真のDXの概念がヒントとなる

真のDX[とは、単なるITやICTではなく、データとデジタル技術を駆使して、ビジネスや組織の在り方を根底から変えて、最適なリテラシ-を持ち新たな価値を生み出すことです。ここが技術革新の醍醐味だと思います。

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パラーツ計画技術研究所 知の構法構築家 鈴木邦彦

構法と生産
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管理人

パラーツ計画技術研究所 代表 / 一級建築士・工学修士

専門領域:建築構法・建築生産・ワークプレイスデザイン・ものづくり経営
主要資格等:一級建築士 / 監理技術者 / 儀礼本科修了 / 茶道文化検定
実績・執筆:Amazonカテゴリ1位獲得著者(単著3冊)、公益財団法人 建築技術教育普及センター テキスト共著 ほか

【パラーツにおける「3つの探求軸」】
■ 建築構法の専門家として
一級建築士として長年建築の現場や監理に携わってきた視点から、構法学の本質を現場実務に活かすことを探求してまいりました。当ブログ「パラーツ」にて、その知見と技術的成果を余すことなく公開していきます。

■ ものづくり経営学の探求者として
ものづくり経営学に基づくマネジメントを探求し、現場実務のマネジメントに活かす実践的な方法を伝えていきます。

■ 日本歴史・文化の探求者として
日本の歴史の探求者として、先達に感謝しながら、歴史の本質と先達の思いを未来へ繋いでまいります。

【学歴・職歴】
・1987年:明治大学大学院 博士前期課程修了(工学修士)
・1987年-1997年:集工舎建築都市デザイン研究所
・1997年-2002年:機械土木系事業会社
・2002年-:インテリア・什器系事業会社
・2022年-:パラーツ計画技術研究所 設立
「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域にまたがり、「開発・設計・監理・管理」という多角的な実務経験を長年にわたり積み重ねてまいりました。

【執筆・著書実績】
[単著]
・『ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために』
・『ワークプレイスづくり 現場哲学を持ち創意工夫を凝らす方法!』
・『ワークプレイスの知 苦手意識があるワーカーのための法を味方につける方法!』

[共著・公的テキスト等]
・『インテリアプランナー更新講習テキスト ワークプレイスのリ・デザイン』(公益財団法人 建築技術教育普及センター)
・『インテリアプランナー更新講習テキスト New NormalとWorkplace』(公益財団法人 建築技術教育普及センター)
・『SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21「部品3パート」』
・『コンバージョン[計画・設計]マニュアル「サブシステム・インフィル」』
・『群居29 特集X年目のすまい』 ほか

【ブログ運営の目的と基本姿勢】
当ブログは、これまでの人生の中で縁をいただいた専門・組織・分野における多様な実務経験と実直な学びを基に、ワークプレイスに関連する技術的成果により、これからの未来を生きる後世の役に立つために創業した「パラーツ計画技術研究所」の公式ブログです。

自らの専門分野を広義・狭義にわたり説明すると共に、関連する先達や第一人者の成果を尊重・引用させていただきながら、読者の実務や人生に役立つ「生身の知恵(単なる知識ではなく、本質を見抜く智慧)」のプラットフォームとして発信を行っています。

[参考文献およびAI協働ポリシー]
本記事の執筆にあたっては、時代や分野を越えた「より良い方法」を導き出すため、各分野の先達や第一人者の知見を拝受すると共に、AI(Google Gemini)との対話を通じて得られた知見を情報の整理および構造的な考察の補助として活用しています。人間の「身体感覚(手)」とAIの「知(脳)」が尊厳を持って協働し、時空を越える「安堵」の空間を追求する――これからの時代における「人間とAIの共生」のあり方を、本ブログを通じて実践・記録しています。

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