こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、論理教育の第一人者である出口汪さんの書籍と動画を参考にさせていただいて、論理の本質について説明したいと思っています。
はじめに
数年前の出口汪さんの書籍・論理エンジンとの出合いで、それまでの論理に対するイメージとぜんぜん違う印象を抱いたことを覚えています。
論理とは筋道のことで、要点だけを抑えれば何も難しいことはないという説明に納得しました。
論理とは?
日本人は、日本語で物事を考えているという前提に立ち、ここでは、論理の定義、特徴、効果を説明いたします。
●論理の定義
・論理とは筋道(物事を行うときの正しい順序)のことです。
・一定の規則に従う言葉の使い方です。
●論理の特徴
・論理:日本語の使い方や日本語でのものの考え方です。
・論理は、物事を混沌(カオス)から秩序あるものに整理してくれるものです。
・物事は全て連続しているからこそ、先の予想ができるという考え方。こうした思考力が論理的な考え方です。(歴史や文化が大切な理由)
・適切でない言葉の使い方や考え方をしていると、あいまいな世界認識しかできない。
●論理力の効果
・論理力が独創性(論理的+想像力)を高め、個性を作ると言われています。
なぜ論理を学ばなければいけないのか?
出口汪さんの動画で、論理を学ばなければならない理由が明確に分かりますので、紹介いたします。以下が、ポイントになります。
●論理とは?
・最小限の言葉の規則。
・複雑なことを単純化することができる。
(混沌(カオス)⇒秩序)
●論理習得の手順
・論理をオートマチック(自動的)なものにするまで身につけるには、徹底してどこかで集中して、一定期間量をこなす必要がある。一旦、こなしてしまうと自分のものとなる。
●論理の効果
・たくさんの本・多くの文章をアッという間に論理的に読んで理解できる。
・要点を飾りを仕分けられる。
・頭の中が整理できているから、考えることに集中できる。
・最小限の言葉と文章で、本当に大切なことを人にシンプルに伝えることができる。
・論理を使うことによって、本当に省エネで物事を為すことができるようになる。
参考動画:【論理講義】なぜ論理を勉強しなければならないのか?
参考URL:出口汪の学びチャンネル
考察
私自身、多読や論理をマスターしている訳ではなく、常に学んで少しでもクオリティをアップするために、自分なりに学んでいます。
ただ、論理の本質や特徴を意識して進めているので迷いはありません。一般的な「論理」に対する難しいイメージとは異なる考え方だと思いますので、出口汪さんの書籍や動画を参考に学んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
base 物事や学問のベースであることを意識する
あらゆる学問は、すべて論理という約束ごとで成り立っていると言われています。
どのような物事や学問でも、「考える・話す・書く」の基本ですので、論理を意識しながら、自らの分野で量をこなしてクオリティを上げる必要があるようです。
参考文献等
参考文献 出口汪:論理エンジンOS1 水王舎 2016.02.01
参考文献 出口汪:マンガでやさしくわかる論理思考 日本能率協会マネジメントセンター 2014.03.30