こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、中国の古典に由来する経済の語源である
「経世済民」について説明いたします。
はじめに
私が、経済の語源である経世済民という言葉を知ったのは数年前で、ある政治評論のYouTube動画で説明を受けた時でした。元々の意味を辿ると、経済という言葉が単なるお金儲けではないことが良く分かりました。
経世済民とは?
世の中をおさめ、人民をすくうこと。(精選版 日本国語大辞典)
経済の本来の意味は、国や社会が豊かになり、私たちが幸福になるための手段のようなものです。一部の人や組織がお金儲けをする手段とはぜんぜん違います。
参考講義:儒教が導く 正しい経世済民の道
(講師:大場一央さん)
●江戸時代の社会と経済
・進んだ経済システムがあった。
・江戸時代の社会システム:西洋よりはるかに進んでいた。
・経済が独立したのは江戸時代以降のこと。
●江戸時代の価値観
・政治思想に基づいて必要な措置を行い、社会の安定を築いた。
・国民のための政治、基本は国民のしあわせ。
●根底となる学問
・経済的な豊かさと教育の充実がベース。
・儒教に代表される人倫や倫理というものを説いた学問を治めること。
●中国思想発展の理由
・中国思想が発展したのは、裏を返すと、中国の当時の政治がひどかったからである。
参考動画:儒教が導く 正しい経世済民の道
考察
日本の先達の方々は、やはりすごい優秀だと思っています。江戸時代の政治や経済対策を学ぶことで、現状とのずれを深く理解できるのだと思います。
正しい「経世済民」の道は、とても大切です。
まとめ
base 個人主義を改めて考える
江戸時代以前は、そもそも個人を想定していなかったようです。そういう時代が良いとは言えませんが、現代のように個人主義に偏っているのが良いとも言えません。
バランスが必要ですので、そのバランスを得るためには学びが必要となります。