自ら考えて自分が出来ることをやる

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「自ら考えて自分が出来ることをやる」というテーマで説明いたします。

まえがき

本日2025年7月21日、昨日の参議院選挙の結果を見て、感覚的には少し安堵しているところですが、この厳しい世界と日本の状況をしっかりと受け止めないといけないと感じています。

そこで、ふと頭をよぎるのは「自分に何が出来るのか?」です。私が仏教と禅を学んでいる大愚和尚さんに、釈迦様は、当時のインドの厳しい身分制度の中で「自分の出来ることを行っただけ」という説明をして頂きました。

ただ、自分に何が出来るのか?を理解して行動するまでが難しいように感じています。私の場合は、別の記事コンテンツで説明したように、20年弱前から延々に学びながら自分の軸を作ってきたつもりですので、その軸を基に自分ができることを試行錯誤しています。

〇自分に出来ることを探す:「自分と向き合い他者性を育む

自分が出来ることを考えるために、自分を例にして、自分、家族・子孫・仲間、組織のリーダー、日本という国土に生まれた「日本人」という視点で説明したいと思います。

自分が出来ること

●自分・年長者としての役割

自分の第一の人生で、自らの優れた実績を残すことは出来なかったですが、実績を残せていないから、定年後の第二の人生で盛り返したいという気持ちは持ち続けられたと思っています。

年長者としての役割は、次の世代に利用して頂けるような成果を作れるのであれば、自分が経験させて頂いた経験をしっかりとした形にして伝えることに尽きると思っています。ただ、自分の経験はたった一人の経験に過ぎず客観性がないため、客観的な根拠付けが必要になります。

私は、師匠の著作を読ませて頂いて、自分の年長者としての定義をして自分が出来ることを積み重ねていますが、残念ながら、このことに気が付いている方は少ないように感じます。

●家族・子孫・仲間を守る役割

先達が、どれだけの苦労をして自分の家族と子孫を守ろうとしたか、そして、自分の子孫と家族だけでなく仲間や同胞を守ろうとしたかは、歴史をしっかりと学ぶと分かります。

ただ、自分で情報を取りにいかないと、誰も積極的には教えてくれません。自ら学んで、やっと得られるのが真の歴史だと思います。ほんとうの真実は分かりません、様々な見解を知ることで、自分なりに当時の生の状況を想像できるようになります。

第二次世界大戦の敗戦国であるがゆえに、正しい歴史が伝わらないようになっているという見解をよく聞きます。私も、年号と人名をただ暗記するだけの社会科教育を受けたので、そういくこともあるのであろうと思っています。

また、私たちは、そもそも生物ですから、本能的に子孫・家族・仲間が大切なのは当たり前です。

●組織のリーダーとしての役割

私は、年長者の役割、家族・子孫・仲間を守る役割の延長上で、より社会性を持つ役割だと感じています。組織のリーダーとして役割がしっかりと出来るまで発展できれば、自ずと、社会に貢献できるようになると思っています。

●日本人としての役割

この役割が一番難しいです。私は、建築とワークプレイスの専門家として、自らの多様な実務経験と学びをベースにしているため、どうしても、私の専門分野に偏りますが、出来る限り広義になるように、このブログを書くと共に、6月末に第一弾を出版したKindle本を定期的に出版して、技術・より良い方法を伝えたいと思っています。

ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために(拙著です。アフィリエイトリンクではありません。)

私は、日本文化も大きなテーマとして掲げています。日本文化の良さに触れることで、少しでも多くの方に自らのアイデンティティに気づくキッカケを持って頂けるのであれば、日本人としての役割を果たしていることになると思います。

パラーツの発展と共に、少しでも多くの「日本人としての役割」を果たしたいと考えています。

考察

このように書きましたが、ここまで来るまでにはたいへんでした。他者の要請に答える形であればそれでも良いのかもしれませんが、他者の見解を聞いているだけでは前に進まないと思います。

ただ、「自ら考えて」となると、土台となる考えるための相当量の知識が必要になります。かなりの時間が掛かると思いますが、慣れてくると多様な学びに触れることは楽しいです。ぜひ試してみてください。

多様な学びで、自分の中に他者性を育むことが出来ると、きっと、「見ら考えて」が見えてくると思います。

あとがき

base 自分と向き合う

自分と向き合う時間をつくるのは、たいへん難しいです。最近、瞑想という言葉の意味を少し理解しました。大愚和尚さんの著書に「心の変化を認知する訓練」と書かれている説明を見て納得しました。

しっかりと、自分と向き合い、心の変化を知らないと、自分が分からないのだと思います。

参考文献等

参考文献 大愚元勝:善き言葉の習慣が人生を変える 言葉の力 ナーランダ出版 2024.12.01

基準・標準
kunihiko Suzukiをフォローする
管理人

 Amazon1位著者

●組織名称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、いままでの私の人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果により後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。

各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

このブログの記事コンテンツには、建築以外の内容がたくさん含まれています。その理由は、建築に関する内容はワークプレイスを構築するためのひとつの手段にすぎないからです。私は、ワークプレイスには、多様な手段が必要であると考えています。

読者の方々の自らの活動の基盤として、記事コンテンツを活用して頂けると幸いです。健康を維持し、自らを育みながら、より良い成果を出して頂けるように、クオリティ高い記事コンテンツを目指します。

日本の歴史・伝統・文化を詳しく学び、よく理解した上で、アンデンティティを育み、根っこのあるものづくりとなるように心掛けて記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
◇「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
◇「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

●執筆(単著)
◇ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために

●執筆(共著)
◇群居29 特集X年目のすまい
◇SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
◇コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

kunihiko Suzukiをフォローする
タイトルとURLをコピーしました