こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、養老先生の講義で共感できる内容「日本人の原点」について説明いたします。
はじめに
この講義は、不安があることを前提として、第二次世界大戦後の高度経済成長期の日本を題材として、ものづくりに没頭してきたことが良い結果を作ったという説明でした。納得して共感いたしました。
ものづくりは、嘘をつかない、真理(いつでもどこでも変わらないもの)を見出すことができるという示唆があります。
日本人の原点は、嘘をつかない真理を追究して、そのことに没頭して、悟ったように物事の真理を自然と知れるようになり、それを積み重ねていく先にイノベーションがあるのだと解釈しました。
参考講義:日本人の原点とは?養老先生が解説します。
(講師:養老孟司先生)
●不安はあって当たり前
・不安と同居することを覚えるのが大事。
・将来が悪くなると思っているのであれば、どうして良くしようとしないのか?
●嘘をつかない
・まったく嘘がないものづくりの安心感が、第二次世界大戦後の日本のものづくりを動かしてきた。
・大事なことは、それぞれの人のモチベーション。
●真理
・確実なものが何かを見極めて追いかけていく必要がある。
・真理:いつでもどこでも成り立つ、本当に変わらない正しさ。
・本気で生きていれば、真理と不安のギャップにニーズが見えてくる。
参考動画:日本人の原点とは?養老先生が解説します。
考察
この講義は、ソニーでの講義を公開しているようです。私がこの講義で共感したのは、組織の中で個人が自律して生きていく時に、不安があることを当たり前と受け止めて、何に没頭するか?というところです。
それを本気でやることは、その行為自体がある不安を解消するという「問題や課題解決」になるという示唆だと思います。
私は、パラーツで、本気で、ワークプレイスのプロセスイノベーションとプロダクトイノベーションに取り組もうと思ていますので、すごく良く分かります。
まとめ
base 自分は本当に何を望んでいて、何に没頭すれば幸せか?
個人の人生にとって、最も大切な問いだと思います。それを決めてから、関連分野の先達や第一人者の成果を学ぶことで、徐々に真理を掴んでいけるようになると思います。