こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「潜在意識を活かす」というテーマで説明したいと思います。
はじめに
もう30年以上前に経験した思い出ですが、私の人生で、一番のやりがいがあり、必死になってプロジェクトを遂行させた時の出来事に味わった感覚の話しです。
難しい内容の現場でしたので、毎日毎日、多数の大小様々な問題が発生してくるものです。その問題を設計意図に照らして、関係者に納得していただきながら解決の方向性を決めて現場にお願いするだけのことですが、判断するタイミングを間違えてしまうと、大変な事になってしまいます。
課題解決が時間通りに間に合えばいいのですが、そんな訳が無い事は、実際に現場を担当した経験のある実務者であれば想像がつくと思います。
明日までに問題を解決しないと大変な事になることは分かっていても、疲れていて、少しでも寝ないと明日の現場で何も出来ないと感じることもあり、切羽詰まった感覚から冷静さを取り戻して、とにかく床に着き寝ようと試みる。でも、本当に追い詰められているから、なぜか、頭は動いているものなのです。そして、なぜか、朝になると課題が解決しているという土壇場の感覚です。
潜在意識の定義を活用
潜在意識とは?
この経験は、不思議な感覚でした。
でも、寝ることができて、無意識に問題が解決できたので、得した気分でした。
人間の意識は大きくふたつに分かれているそうです。それは顕在意識と潜在意識です。顕在意識は意識できる意識で、表面意識とも言われます。また、潜在意識は意識できない意識で、別名、無意識とも言われています。そして、意識全体のうちの割合を聞くと、これが驚きで、顕在意識が5%〜10%で、潜在意識90%〜95%のようです。
土壇場で、自分を救ってくれたのは、潜在意識でした。
京セラフィロソフィに学ぶ
この30年以上前の私の経験の理由を実感として分かったのは最近のことです。
パラーツ計画技術研究所を起業して、組織としての判断基準をどうするかを検討して、稲盛和夫さんの「京セラフィロソフィ」を読んだ時のこと、「潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ」の章を読んでいて、あの時の切羽詰まった感覚は、これだったのか!と分かったのです。
現場の場合は、願望という以前に、「ヤバイ」という感覚ですが、
潜在意識を味方につけることは、すごく得だと思います。
潜在意識の活用
京セラフィロソフィによると、純粋で強い願望を寝ても覚めても繰り返し考え抜いていると、潜在意識まで到達して、強烈な力になるというものです。
顕在意識と潜在意識の名前だけは知りながらも、実際の感覚を味わった経験している方は少ないと思いますので、自分が意識しないで、勝手に働いてくれる意識が自分の中にあることと意識してください。
潜在意識を活用することができるようになると、記事コンテンツ「オフィス・ワークプレイスの歴史」で説明をした、現代のワーカーに求められている「自律」に近づけるかもしれません。
考察
一度、このような体験をすると、追い込まれると潜在意識が発動されるようになるのかもしれないです。このパラーツ・ブログの記事コンテンツは、すでに、私の潜在意識に入っています。寝ている間に勝手に記事内容を考えていて、朝起きると内容が良くなっていることが多いです。人間って不思議ないきものだなと、深く感じてしまいます。
まとめ
base 潜在意識の活用
人間の身体は、まだ分かっていないことの方が多いと言われているます。潜在意識は分かっていて、参考文献としている山田浩典さん(京セラ出身)などは、研修をされているそうです。潜在意識を活用という視点を知っていると得をするかもしれません。
参考文献等
参考文献 稲盛和夫 京セラフィロソフィ サンマーク出版 2014.06.10
参考文献 山田浩典 世界一分かりやすい 潜在意識の授業 きこ書房 2010.11.11