Zen 諸法無我から学ぶ

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、諸行無常に続いて、「諸法無我から学ぶ」を説明いたします。

はじめに

ブッダが説いた基本的な教えである四法印は、仏教を特徴づける4つの真理のことですが、どうもイメージがし難い教えです。

参考動画の古舘伊知郎さんが説明されているように、人生の全てがハッピーで、何の悩むもないのであれば、仏教は必要ないのですが、悩みの無い人生などあり得ないため、この4つの真理を理解しておくことと、人生が少し楽になるから知っている方がゆたかな気分になれるということです。

今回は、諸法無我についての説明ですが、四法印から説明いたします。

四法印

●諸行無常(しょぎょうむじょう)

・すべてのものはうつり変わる。あらゆるものが常ならない。
・自分の人生は、自分で変えていくことができる。
・間違った見方をすると、「常ならない」ということが意識できない。

●諸法無我(しょほうむが)

・間違った見方をすると、私があると思い込んでしまう。
⇒冷静に自分を捉えると、要素の集合体であることが分かる。
・無我が意識できると、謙虚になれる。

●一切皆苦(いっさいかいく)

・世の中や人生は、思い通りにならないことばかりである。
・苦しみがあること、変化し続けることを指している。

●涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)

・煩悩の火が消え執着が消えていくと、心の炎は消えていく。
・無常と無我が腹落ちすると、心に平安がおとずれる。

参考講義:諸法無我

(講師:古舘伊知郎)

●諸行無常と諸法無我

・一つのこと、言葉として分けた方が伝わると思い分かれている。
・真理として、自分という存在はいないよ。
・自分は、ゆるやかな集合体。

●自分を支えているもの

・自分の記憶。

●自我を小さくするメリット

・小さくした方が、苦しみも小さくなる。

参考動画:自我と向き合う「諸法無我」

考察

とにかく、何度も何度も考えたり説明したりしないと、イメージし難い事柄の本質を把握することは難しいと思います。

こうやって説明文を書いていると、きっと、今よりも分かるようになっていくものだと思います。この四法印に関する内容を繰り返すことで、より良く、人生が楽になる方法を見つけることができるであろうと解釈しています。

古舘伊知郎さんが、仏教を習っている佐々木閑さんは、私の信頼させて頂いている仏教学の先生です。

まとめ

base 諸行無常と諸法無我を意識しよう

仏教というと、「苦」がベース?と考えてしまう場合もあると思いますが、ブッダは苦をベースにしたかった訳ではなく、真理が「苦」であっただけです。
このことを理解した上で、諸行無常と諸法無我をイメージするところから進めると良いと思います。

〇諸行無常:「Zen 諸行無常といつ真理から学ぶ

参考文献等

参考文献:公益財団法人仏教伝道協会 とってもやさしい はじめにの仏教

基準・標準
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
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      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、私の今までの人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と自ら行なってきた学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果を出して後進や社会に貢献したいという想いで創業した、パラーツ計画技術研究所のブログです。
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私の専門は建築・建築構法ですが、このブログの記事コンテンツは建築以外のこともたくさんアップしています。その理由は、建築は目的ではなくワークプレイスを構築するための手段だからです。
目的は、読者の方々に活用して頂いて、身らのより良い成果を出すための基盤として頂くことです。健康と強みを育みながら、社会と後世に貢献して頂きたいです。歴史と伝統を正しく理解し大切にして、長く愛されるものづくりを続けるための記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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