ドラッカー・プロフェッショナルの条件-②

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、ドラッカーの著書「プロフェッショナルの条件」の第2回について説明いたします。

まえがき

建築やワークプレイスを離れた場合のプロフェッショナルを感じるために、例えば、プロ意識をイメージすると、

「プロフェッショナルとして自分の技能に誇りをもち、まじめに仕事をする態度や心掛け」
(デジタル大辞泉より)です。

私は、誇り・態度・心掛けが、プロフェッショナルに近い感覚だと思います。

中川先生が、マネジメントに続いて、プロフェッショナルの条件を分かりやすく説明されているシリーズの2回目です。

参考講義:ドラッカーに学ぶ知的仕事のパフォーマンス改善入門!

(講師:中川先生)

●前提

・働くことの意味が変わった。
・知的生産の生産性改善術について語られた章。

①知的生産性改善の第一の鍵

・どうやるか:効率性の前に、何を何のためにやるかを問うこと。
・WhatとWhy。

②知的生産活動の成果として、何が求められているかを認識する

・「質」を求められるものなのか。
・「量」を求められるものなのか。
・「スピード」なのか。
・「果たされていること」が大切なのか。

③学び(インプット)をアウトプットに紐づける習慣化ができているか

・インプットとアウトプットが紐づいていない人が多すぎる。
・「何のために」「使うのか」を考慮して学習を!

参考動画:ドラッカーに学ぶ知的仕事のパフォーマンス改善入門!

考察

私は技術者ですので、どちらかというとHowに目がいきすぎになりますが、ドラッカーのいわれるように、前提としてのWhatとWhyは大切だと思います。

テーマ設定や軸づくり、また、その手前のアイデンティティに関連することかもしれません。このような意識を持って、アウトプットに紐づけるアウトプットの選定が大切だと思います。

あとがき

base インプットとアウトプットを紐づける

やりたいこと・やるべきこと・自分のフィールドが決まってくると共に、クオリティ高いインプットを選別できるようになるまでは、かなりの時間が掛かると思います。その先は、インプットとアウトプットが紐づいた活動が習慣化していくと思いますから、楽しい毎日が待っています。

ワークプレイス
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 Amazon1位著者

●組織名称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、いままでの私の人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果により後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。

各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

このブログの記事コンテンツには、建築以外の内容がたくさん含まれています。その理由は、建築に関する内容はワークプレイスを構築するためのひとつの手段にすぎないからです。私は、ワークプレイスには、多様な手段が必要であると考えています。

読者の方々の自らの活動の基盤として、記事コンテンツを活用して頂けると幸いです。健康を維持し、自らを育みながら、より良い成果を出して頂けるように、クオリティ高い記事コンテンツを目指します。

日本の歴史・伝統・文化を詳しく学び、よく理解した上で、アンデンティティを育み、根っこのあるものづくりとなるように心掛けて記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです。

なお、このブログからのリンクは、記事コンテンツ間の内部リンクと拙著へのリンク、そして、参考にさせて頂いている先達や第一人者の方々のHPやYouTubeページへのリンクです。このブログからの広告へのリンクはありませんので、ゆっくりとご覧ください。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
◇「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
◇「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

●執筆(単著)
◇ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために

●執筆(共著)
◇群居29 特集X年目のすまい
◇SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
◇コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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