リーダーの条件

こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、「リーダーの条件」について説明いたします。

はじめに

私たちは、残念ながら、政治・経済・予防医療・災害等、社会にはたくさんの問題が起こっている現実を感じられていると思います。そして、社会の仕組み以前に、リーダーや指導者に問題・課題があるのではないかという言葉もよく耳にします。

本日は、参考文献・表現者クライテリオンの「指導者」の条件という特集で論じられている、第二次世界大戦後の復興時期の日本型経営を基にした徳と品格の思想と、松下幸之助さんからの教えについて説明致します。

指導者・リーダーとは政治家だけではありません。松下幸之助さんの例でも分かるように、起業をしている全ての経営者に当てはまることです。

参考解説:日本を救う「指導」の条件

(解説:藤井聡さん)

●徳と品格のある日本型経営

第二次世界大戦後の復興から高度成長期までは、徳と品格のある日本型経営があった。

●高市早苗さんが学んだ松下幸之助の指導者論

①政治家は主権者の代表である。
②国家経営理念が大事。
③君子は豹変すべき。
⇒間違っていることに気が付いたら、早く軌道修正する。
④責任感のあつい人であること。そういう思いを持つこと。

参考)経営という言葉の語源

・論語のお手本になった周の文王の徳治政治(公共事業を経しこれを営す)からきている。
・経営の「経」は、お経や緯度経度の経。経糸(たていと)。

参考動画:政治家、経営者_今の日本に必要なリーダー・藤井聡のあるがままラジオ

参考動画:東京ホンマもん教室 日本を救う「指導者」の条件

考察

私は、松下幸之助さんの教えの中で、一番大切なことは「君子豹変す」だと感じています。社会現象を見ていると、先例主義や失敗を認めたくないという意識から、無駄なことが多いように感じてしまいます。リーダーらしく、早く失敗を認めて正直に謝り、挽回する対策を自分の頭で考える。そうでなければリーダーは務まりません。

どんな仕組みでも、間違っていると気が付いたところ、時代に変化に追随していないところを常に見直していき柔軟に運用されていかないと、形骸化するように感じてしまいます。

まとめ

base 徳と品格の思想

徳は、精神の修養によって身についた品性等で、品格は、気高さや上品さと解釈できます。
自分自身と周りを感じてみることからスタートしたいです。

参考文献等

参考文献:表現者クライテリオン・「指導者」の条件 啓文社書房 2024.09.01

参考文献:表現者クライテリオン・反欧米論 啓文社書房 2024.11.01

ワークプレイス
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●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
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●ブログ運営の目的
このブログは、私の今までの人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と自ら行なってきた学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果を出して後進や社会に貢献したいという想いで創業した、パラーツ計画技術研究所のブログです。
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●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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