こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、ドラッカーの「事業とは何か」について説明いたします。
はじめに
事業と言われても、事業を定義することは難しいです。参考文献のp.22~p.28までに事業とは何かについて書かれています。
・自社をいかに定義するか
・われわれの事業は何か
・顧客は誰か
・顧客はどこにいるか、何を買うか
・いつ問うべきか
・われわれの事業は何になるか
・われわれの事業は何であるべきか
・われわれの事業のうち何を捨てるか
中川先生のビジネス研究で詳しく説明してくれていますので、参考としてください。
参考講義:中川先生と読むピーター・ドラッカー 3.事業とは何か
(講師:中川先生)
●概要
・インタラクティブに自社のことを考えて答えを出すことが求められる。
・「我々の事業は何か」を明確にすべき理由が示されている。
・何をすべきかは、「何をしないか」の裏返しである。
●3つの問い
①我々は「今」何をしているのか?
②我々は「将来」何をしているだろうか?
③我々は「将来」何をしているべきか?
①我々は「今」何をしているのか
・どのような顧客に、何を提供するかを定義する。
・誰に何を。
②我々は「将来」何をしているだろうか
・ペスト分析の基本形。
・まずは受動的に社会の変化を読むこと、 政治・政策 経済情勢 社会・文化 技術。
③我々は「将来」何をしているべきか?
・未来に向けたミッション(使命)。
・パーパス(目的)。
●一貫した方針
・戦略、管理、オペレーションのあらゆるレベル。
参考動画:ドラッカー『マネジメント』3.あなたの事業を、どう定義するか
考察
この3つの問いは、本当に大切だと思います。前提は、価値のあるものの提供ですから、何に価値があり、ターゲットにしっかりと届けて喜んでもらうことがポイントです。
社会の変化をしっかりと読んで、提供するモノの価値が保てているか?保てていない場合はどのようにイノベーションをいなければならないか?
それが出来れば、事業は発展していくのだと思います。
まとめ
base 誰に何か
ターゲット設定よりも高度な設定方法として、典型的な顧客像を具体的に設定するペルソナ設定があります。意識してみてください。
参考図書等
参考図書 P.F.ドラッカー:【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則 ダイヤモンド社 2011.04.11