ドラッカー・マネジメントの技能

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、ドラッカーが説いている「マネジメントの技能」について説明いたします。

まえがき

マネジメントについて、11回にわたり記事コンテンツを書いてきましたが、深く意識しないで毎日過ごしていると、マネジメントの役割すら曖昧になってきてしまうのではないかと感じています。

ドラッカーが、マネジメントの技能(スキル)という視点で教えてくれていることは、とても納得感がある内容です。こんなシンプルなことなのです。

参考講義:中川先生と読むドラッカー

(講師:中川先生)

●トップマネージャーに要求される技能は3つしかない

①意思決定の技能
②コミュニケーションの技能
③管理の技能

●意思決定の技能とは

・何が問題か明確にする。
・代替案&案に対する見解を十分に洗い出す。
・決定をする。
・結果を吟味し、是正する。

●コミュニケーションの技能

・対象に応じた「ことば」と「手段」を用いること。

●管理の技能

・単純な手段で、正しく測定し、効果的であるべし。
・鉄則! 複雑にしたり、管理が面倒になると組織は機能しなくなる。

参考動画:中川先生と読むドラッカー マネジメントの技能

考察

私は、マネージャーというリーダーがやるべきことは、複雑な事柄をできる限り抽象度が高く、かつシンプルにすることだと思っています。なぜなら、複雑で具体的なことは誰でもできる事柄で、リーダーがやるべき事柄ではないからです。

複雑にしない、面倒にしないが鉄則だと思います。

あとがき

base 役割ごとに必要な技能(スキル)を明確にする

優れた技能(スキル)の組み合わせが、優れた成果となるのは必然的なことです。役割ごとに必要な技能(スキル)を明確にしていけば、その組み合わせの成果は、徐々に良くなっていきます。

ワークプレイス
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、いままでの私の人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果により後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。

各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

このブログの記事コンテンツには、建築以外の内容がたくさん含まれています。その理由は、建築に関する内容はワークプレイスを構築するためのひとつの手段にすぎないからです。私は、ワークプレイスには、多様な手段が必要であると考えています。

読者の方々の自らの活動の基盤として、記事コンテンツを活用して頂けると幸いです。健康を維持し、自らを育みながら、より良い成果を出して頂けるように、クオリティ高い記事コンテンツを目指します。

日本の歴史・伝統・文化を詳しく学び、よく理解した上で、アンデンティティを育み、根っこのあるものづくりとなるように心掛けて記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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