こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、このブログの記事コンテンツの運用についての考え方について説明したいと考えています。
はじめに
記事コンテンツ等は、すぐに古くなり、時代に合わなくなると思われがちですが、パラーツは、記事コンテンツの内容を時代に追随させると共に、コンテンツの内容を最適化しようと考えています。
記事コンテンツの賞味期限
大まかな賞味期限
古くなりにくい科学と芸術、古くなり易い技術
Workplaceが属している建築の分野は、日本建築学会の目的に「建築に関する学術(科学)・技術・芸術の進歩発達をはかり、(中略)」社会に貢献する(中略)」とある通り、科学・技術・芸術にまたがる分野といわれていています。
そして、大まかには、科学と芸術は時代を超越し、技術は時代に従属するといわれています。
参考HP:日本建築学会の目的(定款)
科学・技術・芸術の特徴
科学:反証から新しい論理へと発展
芸術:独自性のある特徴を持つ世界
技術:目的を果たす方法・手段
詳細な賞味期限
リアルなWorkplaceは、ワーカーのこころとの関係が密接であると考えているため、パラーツは哲学・思想・伝統・文化などを一つの大切な記事コンテンツとして扱っています。
これらを「哲学」と捉えて、時代との関係を検討すると、以下のようになります。
それぞれの言葉を以下のように仮定義しています。
①哲学:世界・人生の究極の根本原理を探求する学問
②芸術:特定の材料や様式を用いて、美を追究して表現しようとする人間の活動
③科学:普遍的な真理や法則の発見のため、一定の方法に基づいて得られた体系的知識
④技術:工学に限らず目的や内容を実現する手段
①〜③は、古くなりにくい内容ですが、④は時代に流され易いです。コンテンツの中の「技術」に関する記述を順次更新する事で、コンテンツ全体として、いつまでも古くならない内容を目指します。
伝わりやすいコンテンツ
よりシンプルな表現
記事コンテンツの内容や方法について、出来る限り分かりやすくなるように更新していきます。
新たな気づきを加える
一度まとめて以降、様々な体験から新たな気づきがあることが多いため、表現していきます。
他の分野との連携
どんな分野でも、人もモノも良くなる方向を目指しているため、言葉と表現が異なっていますが、目指している方向はそんなに変わりません。記事コンテンツ事に他分野の内容も追記していきます。
考察
哲学や思想は名著、芸術は名絵などで伝わってくるので古くなるというイメージはあまりありません。それに比べて、科学は、トーマス・クーンが「科学革命の構造」で提唱しているパラダイム転換があると、科学も古くなる場合があります。
技術は、常に「技術の創造」が必要となります。
時代の流れが早すぎる現代で、古くならないコンテンツを目指すことは、大切なことと思っています。パラーツは、新しい情報を追うことも、追う必要もないと考えています。むしろ、じっくりと考えることが出来た時代に何を価値としていたのか?その方が重要ではないかと感じています。
まとめ
base ストック型の媒体
ブログのシステムは、パーマリンクをしっかりと設定すれば、コンテンツタイトルからコンテンツ内容までを自由に変更できます。真理を伝え、技術を継承するには最適な媒体であると感じています。
参考文献等
参考文献 内田祥哉:造 1996
参考文献 松村秀一:「内田祥哉追悼展」で思い出しあるいは発見したいくつかの大事なこと 新建築2022.04