こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「より良く生きる・正しく知る」と題して考え方を説明いたします。
まえがき
先日発売した”ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために(第一弾)”では、「より良く生きる」「正しく知る」をキーワードが背景にあります。
人生の目的は幸福になることですから、より良く生きることがとても大切です。そして、そのためには正しく知る必要があります。
中村天風さんやイーロンマスクさんのように自分と宇宙との繋がりを意識できなくても、自分自身の存在をしっかりと認識すると分かることですが、物事を良く理解して賢く生きるためには、自分に必要な範囲の知識と方法を体系的に把握しておく必要があるのです。
何が必要かを想像すると、多分野と歴史であることが必然的に分かってきます。
多様な分野
第一弾で書いたように、私たちは、自らが好む専門を選びそれを活かして生活をしている訳ですが、狭義の専門に偏りすぎると、判断を間違ったり抜け漏れが発生したりしていまいます。
私たちが専門とした選んだ分野を科学≒学問とすると、科学で解き明かされている内容が全てではなく、現象の中のある一部です。だから、多様な分野から補わないといけないです。
(科学の仮定義:分からない現象を誰にでも分かるようにすること)
科学の専門分化は社会的な流れで決まっているため、すべてが私たち一人ひとりの活動に必要な知識と方法に合う訳ではありません。
自分で目的の概要を決めて、目的の精度を高めていく上で必要となる知識と方法は、必然的に多様になります。
”多様な分野”を意識できると、現時点で必要となる知識と方法を埋めていくことができます。
歴史
私たちが選んだ科学≒学問が、誰が創始し、どのように継承されたのか、科学と学問の本当の価値は何か?歴史を学ぶと納得感を得ることができます。
現時点で必要な多様な分野の知識と方法を想像して、歴史をさかのぼり、その価値を再認識するイメージだと思います。
歴史を暗記科目のように捉えていると、つまらないイメージを持ってしまいますが、学んでみるとまったく異なることが分かります。じわじわと役に立っていくことが分かるようになります。
歴史を学ぶとは「自分自身をその歴史の当事者と置き換えて、自分ならどうするかを自らの頭で考えること」ともいわれています。この経験をすることで、自らが選んだ専門の価値を把握して、自分の目的に必要な分野の歴史で、その本質を理解して広げていく。
考察
多様な分野に興味を持ち、歴史を振り返り、自らが選んだ道の価値を確認してのばしていくことは、誰にでも楽しくできる方法だと思っています。試してみてください。
参考文献
参考図書(拙著):ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために