こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、藤井聡さんの「土木を語る」を説明いたします。
10年以上前の動画ですが、私の価値観にも当てはまる基盤、インフラ、平等、幸福などの考え方を分かりやすく説明しているものです。
はじめに
パラーツ・ブログでは、時代に流されない良い考え方は積極的に取り入れるという考え方をしています。
「土木を語る」の動画等がある「土木専門番組 土木チャンネル」には、ワーカーやワークプレイスの視点で見てもたいへん参考にさせて頂ける動画が多数ありますので、この番組からは継続的に紹介させて頂きたいと考えています。
参考講義:「ゲーテと諭吉と土木」土木とは何か?
(講師:藤井聡さん)
●シビルとシビライズ
・土木:civil engineering(シビル エンジニアリング)
・シビル:文明。
・シビライズ:野蛮な状態に秩序ある皆が幸せな秩序ある世界へ変える。
・どうしてもインフラストラクチャーが必要=これが土木の考え方。
●築土構木
・土木の語源。中国の聖人。
・政治の最終目的。政治のど真ん中に土木がある。
考察
私は、大学進学時に、建築と土木を比較して、その時点で華やかだと感じてしまった建築を選んで人生を歩んできましたが、土木に興味を持ち、土木・機械の会社で働いたこともあります。建築構法という専門は、建築分野で、もっとも標準的で、私は、個人的に土木的な発想に近いと感じています。
社会資本の土木と異なり、建築は民間資本ですが、良いものを作り、長期間に渡り使って頂くこと、そのための設計、品質管理、施工、保全が必要だと思っています。
埼玉で、下水道老朽化により道路の大きな陥没事故が起こっています。インフラストラクチャーは、先輩方がたいへんな苦労をして築いてきた大切なものです。あることが当たり前ではなく、大切にしないと、たいへんなことになることに気づかないといけないと思います。
まとめ
base インフラという感覚
建築やワークプレイス等の民間資本は、公共所有ではなく、個人または組織の意向で作られますので、インフラまで意識までがいかないかもしれませんが、日本という国土の中のある民間資本として、どうあるべきか?それがインフラ視点だと思います。