拠り所とは?(用語)

こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、「拠り所」について説明いたします。

はじめに

辞書で、拠り所と調べても「たよりとするところ」・「ある物事が成り立つもとになるもの。根拠。」等で、一般的な解釈では説明することが難しいため、具体的な内容で説明されている実用日本語表現辞典の説明を引用して説明いたします。

参考HP:「拠り所」(実用日本語表現辞典)

拠り所の定義

(実用日本語表現辞典による)

・拠り所とは、心理的な安定や判断の基準を得るために依存する対象や事柄を指す言葉である。
・人間は社会的な存在であり、行動や意思決定において何らかの拠り所を必要とする。
・拠り所は、具体的な人物や物、抽象的な価値観や信念など、形状や形式を問わず多岐にわたる。
・拠り所は、人間が直面する困難や不安を乗り越える力を与える。
・これらは、人間が自身の存在意義を見つけ、生きる力を得るための重要な要素である。

ワーカーにとって拠り所が必要な理由と価値

 ワーカーの立場で「拠り所」を捉えると、

拠り所が必要な理由

・ワーカーには、心理的な安定や判断の基準を得るために依存する対象や事柄を必要とする。
・ワーカーは社会的存在のため、行動や意思決定において何らかの拠り所を必要とする。

拠り所を得る価値

・ワーカーが、直面する困難や不安を乗り越える力を得ることができる。
・ワーカーが、自身の存在意義を見つける方法を得る。
・ワーカーが、生きる力を得るための重要な要素となっている。

拠り所の事例

・拠り所は多岐に渡る(対象とその事柄を示す言葉)
・具体的な人物や物
・抽象的な価値観や信念
・家族や友人、恩師などとの人間関係
・信仰や宗教
・職業や趣味などの活動
・自己の価値観や哲学など

考察

辞典の意味を具体的にすることで、イメージできるようになりました。
仮でも良いので、定義を明確にして事柄をイメージすることがとても重要だと感じています。

私自身も、拠り所は多岐に渡ると解釈しています。それは、多様なワーカーが多様な問題や課題に取り組んでいるからだと思います。

パラーツは、多岐にわたる拠り所のヒントになる事柄を提供していきます。

まとめ

base 拠り所は安心を高める

拠り所と聞いて、イメージできる方は少ないかもしれませんが、
「拠り所」があること、それをイメージができることで、安心が高まることは事実だと思います。

保守・ケア・保全
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管理人

 Amazon1位著者

●組織名称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、いままでの私の人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果により後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。

各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

このブログの記事コンテンツには、建築以外の内容がたくさん含まれています。その理由は、建築に関する内容はワークプレイスを構築するためのひとつの手段にすぎないからです。私は、ワークプレイスには、多様な手段が必要であると考えています。

読者の方々の自らの活動の基盤として、記事コンテンツを活用して頂けると幸いです。健康を維持し、自らを育みながら、より良い成果を出して頂けるように、クオリティ高い記事コンテンツを目指します。

日本の歴史・伝統・文化を詳しく学び、よく理解した上で、アンデンティティを育み、根っこのあるものづくりとなるように心掛けて記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
◇「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
◇「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

●執筆(単著)
◇ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために

●執筆(共著)
◇群居29 特集X年目のすまい
◇SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
◇コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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