こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、「自灯明 法灯明」について説明いたします。
はじめに
私たちが携わっているワークプレイスを含めて、世の中は、どうにもならないことが多いのが現状です。世の中は思い通りにならないことだらけであることが普通です。ブッダはその状況を認めた上で、自分にできることは何だろうと考えることを説きます。
自灯明は、「正師・師匠を得る」で説明したように、最終的な正師は自分自身という教えです。
〇正師:「正師・師匠を得る」
参考講義:自洲・法洲(自灯明 法灯明)
(講師:佐々木閑さん)
●前提
・有名な遺言の一番の核心。
●洲の意味
・拠り所という意味。
・川の中の中州の意味、激流から這い上がるところの例え。
●自灯明 法灯明
・自分を拠り所とせよ、法を拠り所とせよ。
・自分自身が道案内で、暗闇を歩く時の灯明とせよ。
・自分の努力で自分を変えることで、真の平穏が訪れる。
●法とは
・この世の中の本当の理。
・ブッダが発見したこの世の中の真実。
参考動画:自洲・法洲(自灯明 法灯明)
考察
なんとなく気が付いていたのですが、この佐々木閑さんの動画で学んで確信したことがあります。より良く生きるためには、迷うことがないように拠り所が必要で、拠り所は、真理といわれるいつでもどこでも成り立つ真実です。
私たちは、クオリティが高く必要な量の真理を、知識として理解できているか実体験として会得しているかが勝負で、それを実践していれば本当の自由になれるのではないかということです。
〇拠り所:「拠り所とは?」
佐々木閑さんの最初の講義は、100分de名著で聞きました。とても分かりやすく参考になる講義ばかりですので、興味があれば内容を確認してみてください。
参考動画:Shizuka Sasaki
まとめ
base 自灯明 法灯明を意識する
ブッダの教えは、心の病院ともいわれ、私は、社会や人生のメカニズムを前提に、心のメカニズムを説いたものと解釈しています。科学的なことです。
自灯明 法灯明とは、良質なエビデンスをどれだけ育んでいるかだと思いますので、意識するようにしたいものです。