こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、自分と向き合い他者性を育むことの大切さについて説明したいと思います。
これから、どうしたら良いのか?
私は、定年が近づき、自己実現しながら自律していきたいと思っていても、ある程度、自分と自分のやりたいことを分かっていないと、そもそも、あり得ないと思うのです。
仮に、ある程度、自分と自分のやりたいことが分かっている場合でも、そこから先の学びがたいへんで、その自分と自分のやりたいことに間違いがないかという自問自答、そして、具体的なやり方が分からないから、そのやり方を模索することからはじまる訳です。
私の経験を伝えると、幸い、私には実現したい「ワークプレイス分野の構法・生産」の世界観があったので、少しは有利かもしれませんが、どうやれば自己実現のレベルになるのか?手探り状態でした。
ただ、自分の直勘でなんとなく分かっていたことがあります。過去にも現在も優秀な方は山のようにいる訳ですから、学びながら一歩づつ進んで行くことが最短ルートであるということです。
具体的にどうしたのか?
答えは、先達やその道の第一人者からの教えを、自分の経験から読み解いていって、納得していくことです。
学び、他者性を育む
他者性を育む
はじめは、学ぶ理由や効果が自体分からない訳です。私は、Google検索やKindleの検索で学ぶ理由を探して、齋藤孝さんの著作「人はなぜ学ばなければならないのか」に出会いました。
「学ぶことによって自分が生まれ変わる」や「直接習えなくても先達やその道の第一人者がしっかりとまとめてくれた書籍等で自分の感覚に合うことを学び、身近な他者ではなく遠くの偉大な他者に応援していただいているような感覚を味わう」等、齋藤孝さんが説明されているようにやっていくと、自分の中に他者性(自分の考えを応援してくれるような考え等)を育まれていく感覚に出合うことができるようになりました。
師匠を得る
教育者や和尚さんなどが良く言われることは「正師を得る」です。恩師にお世話になった私の感覚でも、もっとも大切なことと感じていますが、現実的には、ほんとうに憧れる師匠に出会える縁を得ることは奇跡に近いのかもしれません。
ただ、たとえ奇跡に巡り合えなくとも、自分から学び納得でる師匠は、たくさんいます。私は、このことを齋藤孝さんと若松英輔さんの書籍から学びました。
自分と向き合うことの難しさ
社会人であれば、平日の仕事が忙しい上に休日は家族サービス等がある。自分の時間を確保して自分と向き合い、また師匠と思えるような先達やその道の第一人者の書籍等で学ぶ時間を確保しないといけないと思っても、なかなか時間が取れないと思います。
ただ、ちょっと冷静に考えれば分かる訳ですが、「その時間を確保しないとハッピーな未来がない」。そう自分に言い聞かせて進むことが、間違いではないと思います。
頭で考えていても前に進まないので、やりたいことや理想とすることを日記のように書く、ただ書けば書くほどやることが増えるばかりで、逆に余計に分からなくなってくる。
毎週のように、読みたいと思う書籍を図書館に行き借りてくるが、忙しくてほとんど読めずに返却。
そんな失敗の連続が続くかもしれないですが、何か月も何年もやっていると、慣れてきて、少しづつ納得の行く方向となる、これが経験した私の感想です。
私は、やっと、ある壁を乗り越えたと感じているので、このブログでアウトプットをすることに決めました。ただ、まだまだ自己実現にはほど遠い状況です。
考察
内的自己を大切にできていますか?
先日、下記の浜崎洋介さんと川嶋政輝さんの動画を見て納得しました。私は、良い意味で、この動画で説明されている「内的自己」を大切にしてきたつもりですから、不安を最小限にする方法を学んできているといえるのかもしれません。
動画を見て、自分がどう感じるのか?自分がどうなると楽しいかを感じてみてください。積極的になるきっかけにしていただけると嬉しいです。
参考動画:日本を包む「ぼんやりとした不安」の正体とは?|浜崎洋介×川嶋政輝
まとめ
base 自分と向き合う決意から
ありがたいことに、考え方ややり方を説明してくれている方は、ほんとうにたくさんいます。まずは、自分と向き合うという意識を持つところからはじめて、じっくりと自分の考え方に合う「考え方・やり方」を導いてくれる正師と思える方と出会うことです。
楽しくやらないと脳が委縮してしまうかもしれませんので、とにかく楽しく前向きにです。
参考文献等
参考文献 齋藤孝:人はなぜ学ばなければならないのか 実業之日本社 2011.02.07