現場を見る視点の高度・ものづくり経営学

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、ものづくり経営学の「現場を見る視点の高度」について説明いたします。

はじめに

私は、現場を「詳細に見ること」と「俯瞰して見る」という2つの視点がとても大切だと考えていますので、本日は、視点の高さについて説明いたします。

私たちが携わるワークプレイスの構築は、様々なことを同時に行っていかなくてはいけない側面があるため、視点の高度を高くすることが難しいのかもしれないですが、論理の考え方と同様、視点の高度を上げることで、課題の見え方や解決方法の気づきが変わってきます。

ものづくり経営学の藤本先生から、製造現場でも視点の高度について説明していただいていますので、参考にして建築現場に応用してみませんか?

参考講義:現場を見る視点の高度

(講師:藤本隆宏先生)

●見上げる産業論・見下ろす産業論

・現場から見上げる産業論:普段のものづくり経営学。
・上から全体を見下ろす産業論も大事。

●優れた経営者像

・現場を見る視点の高度の上げ下げを自在に行っている。

●現場を見る高度

●高度 3万m 日本経済論・世界経済論
●高度1000m 個別産業論・貿易論~地域経済・三方良し
●高度 100m 大企業の社長室の高さ
●高度 5m ものづくり現場論、心眼・付加価値の流れが良く見える高さ
●高度 1.5m 生活者=現場の人の人生

参考動画:現場を見る視点の高度

考察

藤本先生は、ものづくり経営がゆたかなものになっていく鍵は、視点の高度を変えた柔軟な考え方だとおっしゃっています。

そうするための知識と方法はなにか?そこからしっかりと積み重ねていくことをおすすめいたします。

まとめ

base 視点の高度を上げる意識を持つ

毎日の業務を熟すことに加えて、ちょっと抽象的な世界へ昇ってみると、違った見方ができるようになると思います。

構法・生産
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、私の今までの人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と自ら行なってきた学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果を出して後進や社会に貢献したいという想いで創業した、パラーツ計画技術研究所のブログです。
このブログは、各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関連する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

私の専門は建築・建築構法ですが、このブログの記事コンテンツは建築以外のこともたくさんアップしています。その理由は、建築は目的ではなくワークプレイスを構築するための手段だからです。
目的は、読者の方々に活用して頂いて、身らのより良い成果を出すための基盤として頂くことです。健康と強みを育みながら、社会と後世に貢献して頂きたいです。歴史と伝統を正しく理解し大切にして、長く愛されるものづくりを続けるための記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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