問題と課題の違いから学ぶ

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「問題と課題の違い」について説明いたします。

はじめに

私たちは、問題と課題という言葉を適切に使うことができているでしょうか?
このような些細なことに気がつき物事を確実に積み上げることができて、しっかりとした基盤を構成することができるのだと思いますので、カイゼンベースさんの動画を参考に説明いたします。

会話や文章で、問題と課題を正確に使いたいと思って辞書等で調べても、良く分からなかったのですが、カイゼンベースさんのご説明で良く分かるようになりました。ありがとうございます。

問題と課題の違いとは?

参考動画:カイゼンベース 問題と課題の違い
(改善活動の基礎講座~カイゼンの基本編~ 第3章)

●広辞苑による定義

・問題:研究・論議して解決すべき事柄。
・課題:課せられた題・問題

●カイゼンベースさんの定義

〇問題:目標を現状の差、解決すべき事柄
(問題点:問題全体の一部であり、改善可能なこと等)
〇課題:目標を現状を埋めるために、やるべきこと(やると決めたこと)
・目標:どうならなけれないけないか(あるべき姿等)
・現状:今はどうなっている(実際の姿等)

なお、カイゼンベースさんは、トヨタ生産方式に基づく「カイゼン」をベースに、様々な示唆を与えてくれるコンテンツを提供してくれています。

参考HP:カイゼンベース

考察

例えば、問題と課題を以下のように定義すると、課題=技術の一部になります。
問題:目の前等で起こっている解決すべき事柄。
課題:その問題を解決するために行うこと。

技術の一面は、科学の成果を応用した私たちの生活に役立つ方法ですから、あるべき姿と現状の差という問題を解決するためには、科学的成果に基づいた技術が必要になる訳です。

まとめ

base 問題と課題の違い、技術との関係

問題と課題の違いと技術との関係を意識することで、具体的に何をやらなければならないかが見えてくると思います。

基準・標準
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、今までの私の人生の中で縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と、自ら行なってきた学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果を出し、後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。
各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関連する基本的な考え方とやり方を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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