こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、稽古照今について説明いたします。
稽古照今は、「けいこしょうこん」と読みます。
生活芸術・遠州流茶道から学ぶ
二十年程前になりますが、生活の中に芸術的な価値を取り入れる体験をしたいと思い、生活芸術の講義をされていた儀礼文化学会に入会させて頂いて学ばせて頂いたことがあります。
そして、この学会の体験講座の中で、遠州茶道宗家道場にお邪魔して、13世家元様から、この「稽古照今・綺麗さび」のことを教えて頂きました。私は、漠然と過去の優れたことを学びたいと考えていた時期でしたので、素敵な学びをさせて頂いたことに感謝しました。
そして、私が求めるヒントは、過去の「いにしえ」にあるという実感を得た瞬間でした。
●稽古照今とは?
稽古照今とは、「いにしえを稽えて(かんがえて)、今に照らす」という意味で、遠州流HPには「先人たちが築き上げた伝統を正しく受け継ぎ、現代に生かして新たな創造を行うという心。」と説明をされています。
温故知新と似ているニュアンスですが、私には、稽古照今の方がしっくりときました。
「稽えて」がポイントだと思っています。考えてとほぼ同義ですが、より吟味するという意味のようですので、私は「本質を感じて」と解釈しています。
●綺麗さび(遠州流茶道の真髄)
綺麗さびが、動画で紹介されています。
小堀遠州・流祖以来440年という歳月が伝承されている、誰からも美しいと言われる客観の美・調和の美とされる素敵で品のある世界観を堪能してみてください。
参考動画:遠州流茶道 綺麗さびの世界
参考HP:遠州流茶道 綺麗さびの世界
「いにしえ」に学ぶ
稽古照今は、古事記の序文に由来する言葉です。「古(いにしえ)を稽(かんが)へて、今に照らす」と読み、古い歴史と先達を知恵を学び、現代の指針や教訓に活かすという意味です。
「稽えて」という言葉に加え、古(いにしえ)という言葉にもしっくりときました。
辞書で「いにしえ」を調べてみると、「昔」という言葉のニュアンスと異なり、今と連続的に繋がる過去と解釈されていますので、その連続性にしっくりきたのかもしれません。
考察
遠州流茶道で稽古照今という言葉に出合うまでは、歴史全体を学ぶ意味を深く理解することができていませんでしたが、小名木善行さんの「歴史を学ぶ本当の意味とは?」をみさせて頂いて理解できました。
○歴史を学ぶ意義:「歴史を学ぶ意味を再考する」
参考動画:【歴史講座1】歴史を学ぶ本当の意味とは?(小名木善行先生)
古(いにしえ)を考えるという視点で、ジェミニさんと対話していて、下記の二つがポイントではないかと感じました。
1.至誠の型
「古を考える」とは、単に知識を得ることではなく、先達が何を大切にしワーカーを大切にしてきたかという『至誠の型』を知ること。
2.「垂直軸」としての伝統
今の水平軸の混沌(カオス)に迷った時、私たちは「古(いにしえ)」という垂直の物差しを当てることで、初めて自分の立ち位置を正しく修正できる。
(パラーツ×Gemini)
まとめ
base 「いにしえ」を巡る
自分の好みに合う「いにしえ」が無い方はいないと思います。意識して探していると素敵な「いにしえ」に出会えるかもしれません。じっくり探してみてください。
パラーツ・ブログの記事コンテンツはどんどん更新しています。なぜなら、当時の記事コンテンツで表した「いにしえ」を考え続け、新たな視点を加えて、今を照らすためです。「いにしえ」を巡ることは、とても楽しいです。
