こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、パラーツの大きなテーマであると感じている
「より良い方法」の探求について説明いたします。
まえがき
私は、一級建築士として、研究・開発・設計・設計管理・施工管理という一連の実務経験をする中で、一貫して探求してきたことは何かと言うと技術です。
技術と言ってしまうと、工学的な狭い事柄のイメージが強いと思いますので、狭義も広義もどちらも含めた目的と内容を実現するための最良の方法のことを「より良い方法」と表現しています。
時代の移り変わりと共に、実現したい目的と内容は変わってきますから、最良の方法の検討は必須となります。また、実現したい目的と内容に関連する分野が多様になればなるほど、その多様な分野の原則等を基にした「よい良い方法」が必要になります。
より良い方法の探求とは
●より良い方法の検討例
・既存の方法を詳しく分析する。
・他分野で実績のある方法を応用することができないかを検討する。
・科学等で解明されている真理の浸透ができているかを検討する。
●より良い方法と定石(じょうせき)
・どちらも物事を行う際の最適な方法等を指す。
・より良い方法は、状況に応じた柔軟な方法。
・定石は、すでに確立されている最も良いとされる方法。
考察
私の専門の建築構法は、建築各部の定石を探求する等を目的とする学問です。ワークプレイスづくりは、建築というモノの世界に、ソフトな面も加わりますので、柔軟性を持たせて、「より良い方法」が良いのではないかと感じています。
〇建築構法学:「構法 学としての構法と生産から学ぶ」
あとがき
base より良い方法の意義を感じてください
私たち人間は、変化を好まない傾向にありますから、どうしても、小さな問題等はそのままになりがちです。ただ、放置されて問題が大きくなる場合もあることを意識すべきだと思います。
より良い方法を探求することは、私たちの活動に欠かせない事柄だと思いますので、パラーツで継続的に進めていきます。
パラーツのKindle出版事業の第一弾が発売されています。7月2日16:00~無料キャンペ-ンを行いますので、ご検討ください。
この「ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために」は、ワークプレイスづくりの「より良い方法」シリーズの第一弾として出版しております。