こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、三橋貴明さんの「土木を語る」を説明いたします。
はじめに
今回は、国家経済と土木についてです。極めて当たり前のことですが10年以上前から示唆されている内容です。
日本のような自然災害大国にあって、インフラストラクチャーのハードとソフト(企業等)を大切にしていないことで将来どのようなリスクがあるか警鐘を鳴らしています。
参考講義:「国家経済と土木」
(講師:三橋貴明さん)
●国家には階層がある
・五階層あると想定している。
①(人々)
②(組織・社会)
③企業的・ソフト的なインフラストラクチャー 建設・医療・エネルギー他
④ハードウェアとしてのインフラストラクチャー
⑤国土
・三層目が意識されていない。
●非常事態が想定されていない
・市場原理に反するという名目で、指名競争入札の壁を取り払ってしまった。
・バブル崩壊後の思考停止状態。
・国家の非常事態を意識できていない。
・所得中心主義。
・サバイバルの問題、どうやって生き残るか?
考察
私は、第二次世界大戦後の高度経済成長を経験しています。親の世代が頑張って働いてくれて家庭内の所得を増やすことができたので、少しづつ豊かになって楽しかった実感があります。
バブル崩壊以降の失われた30年間はどうでしょうか?様々な方から、失われた30年になってしまった理由と対策を聞いていると、出来る範囲のことは自分で行わないといけないと感じてきます。
まとめ
base 技術の継承が大切
建築も土木も、技術者や職方がどんどん少なくなってきています。技術が継承されないと実現できなくなることを分かっていないのでしょうか。
別の記事コンテンツで、技能と技術の特徴を学べばすぐに分かることです。
パラーツは、技術の継承を大切にしていきたいと思っています。
〇技術の特徴:「技能(スキル)と技術の違い」
〇技術の継承:「技能(スキル)と技術の伝承」