古典から学ぶ

こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、「古典から学ぶ」ことを説明いたします。

はじめに

古典と言うと、学校教育で習った古文・漢文を思い出してしまい難しそうで興味を持つことができない分野かもしれません。

私が、古典に興味を持ちはじめたのは、NHKで100分de名著という番組を見始めた頃からです。今からもう10数年前のことです。この番組で「名著」と言われる学問的な歴史的価値に触れてから、古典を大切にして学ぶことが楽しいと思えるようになりました。

古典とは

●古い時代に書かれた書物。現代からみて古い時代に属する書物
●学問・芸術のある分野において、歴史的価値をもつ書物

・後世の人の教養に資すると考えられるもの。

●芸術の世界で、近代に興った流派に対して、古い伝統に根差したもの
●古くからの定め。古代の儀式や法式

参考HP:コトバンク・古典

参考講義:日本人が今こそ古典を學ぶべき理由

(結実大学:小名木善行さん)

●講義内容

①漢字一つに込められた意味
②日本人が大切にした和の文化
③現代人が陥る闘争文化とは

●ことば

・言葉
・語
・詞

●日本の文化、日本以外の文化

・日本の文化:和の文化・結の文化
・日本以外の文化:我の文化・闘争の文化

参考動画:日本人が今こそ古典を學ぶべき理由

考察

100分de名著の内村鑑三の代表的日本人の講義を聞いた時のことです。内村鑑三自身も過去の偉人を選んで、その方々の成果を書かれているように、自らが生きた時代の困難を切り抜け時代を開くことができるのは、先達の思いや偉業に学んだ方だけという以下のような説明が若松英輔さんからありました。

「私たちが「新しいことをした」と思っている人は、じつは、古いものを発掘した人が多い。本当に時代の変化に耐えられるような発見をした人の精神はいつも伝統に根ざしているのです。」

たいへんに納得しました。

まとめ

base 古典に触れる

古典は、自分の力だけで読もうとすると解釈が困難な場合が多いと思いますので、その分野の第一人者の方の説明から入るのが良いと思います。私は、齋藤孝さん、若松英輔さん、大場一央さん等から少しづつ学んでいます。

参考文献等

参考文献 内村鑑三・若松英輔:100分de名著 代表的日本人 NHKテレビテキスト 2016.01

伝統・文化
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、私の今までの人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と自ら行なってきた学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果を出して後進や社会に貢献したいという想いで創業した、パラーツ計画技術研究所のブログです。
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私の専門は建築・建築構法ですが、このブログの記事コンテンツは建築以外のこともたくさんアップしています。その理由は、建築は目的ではなくワークプレイスを構築するための手段だからです。
目的は、読者の方々に活用して頂いて、身らのより良い成果を出すための基盤として頂くことです。健康と強みを育みながら、社会と後世に貢献して頂きたいです。歴史と伝統を正しく理解し大切にして、長く愛されるものづくりを続けるための記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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