こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、国土学について説明したいと考えています。
はじめに
以前の記事コンテンツ「日本人は国土でできている から学ぶ」で、国土学の考え方に基づくインフラ整備の重要性と、ポイントとなる態度(アティテュード)について書きましたが、この記事コンテンツでは、そもそも「国土学とは何か?」について、大石久和さんの動画を基に簡単に説明いたします。
○インフラ整備と態度(アティチュード):「日本人は国土でできている から学ぶ」
国土学とは何か?
国土学は、以下のような関心領域を合わせるとほぼ「政治」と同等の考え方となりますが、大石久和さんのご自身のご経験から提唱された学のため、「国土学」となっている。
国土学の関心領域
・日本の国土 国土の状態はどうなのか?
(国土のあり様を改善するためには、土木技術が必要となる。)
・日本の国土を造ってきた土木の歴史。
・土木を行うための財源:経済や財政についての見方や考え方。
・国土整備の背景となっている法律や法体系。
・日本という国土で育まれた日本人の歴史。
・人々が生きていく上で心の拠り所とするもの。 例)宗教
・日本人は、日本の国土をどのように慈しんできたか?
国土学の特徴
・自然条件・地形条件・気象条件の違いがもたらしたものが民族を作る。
・日本と世界を理解するための検証仮説の体系。
・私たちの生き様と世界の人々の生き様を見つめる。
日本国土の特徴
・大陸から切り離されている。
・非常に細長い列島である。
・山がちで平野が少ない。
・河川が非常に長く、急流であり、洪水になりやすい。
考察
国土学を学び、国土学と国土学の関心領域が何かを知ると政治と言ってもいいというのは、国土学が、社会資本であるインフラを扱っているので当然だと思います。
民間資本であるワークプレイスは、直接的に政治と関連はしないかもしれませんが、より良い働き方、より良い人生という点で関連すると思っています。パラーツ計画技術研究所は、このワークプレイスをより良いものにするために成果を出していきたいと考えています。
まとめ
base 国土視点の伝統・文化
国土学を適正な経済や財政の基にした国土視点で伝統や文化と捉えると、国土というインフラを基にして、伝統や文化を想像することができるので、考えてみてください。
日本の文化は、私たちが自らの手で築き上げた有形・無形の成果の総体のことです。
○伝統や文化:「伝統と文化・伝統文化と民俗文化財」