こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、「禅語の菩薩行」を紹介したいと考えています。
はじめに
別の記事コンテンツで、仏像の如来、菩薩、印を説明しましたが、菩薩についてもう少し分かりやすく説明した後に、禅語の菩薩行を説明いたします。
菩薩とは、自分はまだ悟りに至っていないけれども、人々の苦しみを救うために、一生懸命、思いやりとエネルギーで他人に尽くす人のことです。
他人のためになることを行っていれば、その人は「菩薩行」の実践者といわれています。
○菩薩とは?:「仏像 如来・菩薩・印」
法話:人生が変わる「菩薩」としてなすべき4つの実践
(福厳寺住職:大愚元勝和尚)
発菩薩心とは?
迷いの世界(苦しみがある)から、悟りの世界(苦しみがない)への船頭役。
●発菩薩心の実践方法:四摂法(ししょうぼう)
●4つの具体的な方法
①布施:自分が持っているものを惜しみなく与える。
②愛護:相手が喜ぶ言葉だけで話す。
③利他:世の中や人の役に立つ人間になること。
④同事:どんな命も、すべての命が平等である。
⇒この4つを日々のテーマに生きることが、菩薩行。
●道元禅師の言葉
愚人おもはくは、他させとせば自らが利はふかれねべし、しかにはあらざるなり。
考察
テキストで伝えるには限りがありますが、私は、菩薩行のつもりで、自分が持っているスキル(技能)はすべて出すつもりです。先達の優れた教え等に加えて私なりの考察等を書いていきたいと思っています。次の実践の目標は愛語ですが、難しいです。
まとめ
base 周りのためになることを行う
先達の優れた教えを学んでいると、その教えに共通点があるように感じます。立場や分野が異なっていても、公徳心を持って、周りのために役立つことをしていくことです。一人ひとりができることをやることで、周りと社会が少しづつ良くなっていくと思います。思いたいです。
菩薩行を実践しましょう。
参考文献等
参考文献 大愚元勝:最後にあなたを救う禅語 扶桑社 2022.01.01