現場とは・ものづくり経営学

こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、ものづくり経営学の「現場とは」を説明いたします。

まえがき

ワークプレイス構築等の建築行為に携わっている方にとって、現場とは、まさに、材料が搬入されてきて、建築現場で作業員が作業をする作業現場ですが、ものづくり経営学では、工場をはじめとして、お店・開発センター(上流)を含めて、あらゆる生産の場所と捉えられています。

パラーツは、私たちの生活のうちの生産活動と需要のうち、生産活動に焦点を置き、その生産活動の仕組みを「ワークプレイス」と捉えていますので、ものづくり経営学の現場=ワークプレイスです。

現場について、その概念を藤本隆宏先生が説明頂いていますのでご紹介いたします。

参考講義:現場とは ~付加価値の流れる場所~

(講師:藤本隆宏先生)

●現場とは

・設計情報(付加価値)の存在する場所。
・付加価値の流れを作っている人の集まり。
・日本経済(約500兆円)の根っこ。

●経済とは

・経済は、産業の集まりです。
・経済は、地域経済の集まりです。
・経済は、日本で活動している企業の集まりです。

●良い設計の良い流れ

・良い設計が無いと付加価値が生まれない。
・良い流れが無いと生産性が上がり、利益や高賃金の維持ができない。

参考動画:現場とは ~付加価値の流れる場所~

考察

ワークプレイス構築の際の現場の考え方にすごく役立ちます。建築で言うと、設計意図=付加価値ですから、ここの付加価値を最大化すると共に、付加価値の流れを作っている人の集まりを最適化することが大切です。

そのためには、仕組みと自律が必要だと感じています。

あとがき

base 現場の本質を見極める

現場の本質は、付加価値の最大化・流れの最適化です。私は、これはあらゆる産業に共通することだと解釈しています。

構法・生産
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、いままでの私の人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果により後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。

各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

このブログの記事コンテンツには、建築以外の内容がたくさん含まれています。その理由は、建築に関する内容はワークプレイスを構築するためのひとつの手段にすぎないからです。私は、ワークプレイスには、多様な手段が必要であると考えています。

読者の方々の自らの活動の基盤として、記事コンテンツを活用して頂けると幸いです。健康を維持し、自らを育みながら、より良い成果を出して頂けるように、クオリティ高い記事コンテンツを目指します。

日本の歴史・伝統・文化を詳しく学び、よく理解した上で、アンデンティティを育み、根っこのあるものづくりとなるように心掛けて記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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