こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、岡倉天心の「茶の本(The Book of Tea)」を説明いたします。
はじめに
岡倉天心は、一杯のお茶を飲むことに真理が宿ると考えていました。
未完の美、余白の美、不完全な美がテーマとなっていて、日本人の美意識の真髄を学べる書物と言われています。
参考:日本人の『美意識』がわかる! 茶の本 岡倉天心
(講師:ガクさん)
参考動画:日本人の『美意識』がわかる! 武士道と並び称される世界的名著 茶の本 岡倉天心
●背景
・世界に誇る日本の三大名著のひとつ。
(武士道・代表的日本人・茶の本)
・1900年刊行の武士道は、より良く死ぬすべを示した。
・1906年刊行の茶の本は、より良く生きるすべを示した。
・茶の作法ではなく、日本人が持つ美意識の真髄が書かれている。
●内容
1.西洋人と東洋人の美的感覚の違い
2.茶道の歴史
3.道教と禅について
4.茶室について
5.茶人の死に様
考察
茶の本は、道教や禅の本質だけを見抜き真理を大切する考え方に基づいて、日本人の美意識の真髄を示してくれている書物だと解釈しています。
ワークプレイス構築の際にも大切にしたい考え方がたくさんあるため、じっくりと検討して行きたいものです。
まとめ
base 三大名著からの学びを得る
明治時代の日露戦争の頃に発刊された茶の本、武士道・代表的日本人は三大名著と言われています。日本のこころ、日本人の精神・道徳・生き方を示している名著ですので多くの学びを得ることができます。
参考文献等
参考文献 大久保喬樹:100分de名著 岡倉天心 茶の本 NHKテレビテキスト 2015.01