こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、パラーツの理念に掲げている「安心とゆたかさ」について、説明したいと考えています。
はじめに
長い実務経験の中で、現場で使える基盤の必要性を痛感するものだと思います。
パラーツが考えている基盤とは、ワークプレイスを成り立たせている基礎となる事柄を体系化してまとめたイメージですが、専門的にしっかりとまとめて行こうと思っています。
ワークプレイスを成り立たせている基盤がしっかりすると、生産活動が最適化されてスムーズになり、チームメンバーの役割がはっきりして、抜け漏れがなくなり、チームの和が深まり、お客様にとっても提供側にとっても良いことがたくさんあります。
安心とは?
安心の意味を調べると、安心は、仏教用語からはじまり「あんじん」と読むことが分かります。
仏教での意味は、
・仏法の功徳(くどく)によって、迷いから安らぎの境地へうつるような意味です。
一般的には、以下のような解釈です。
・気になることがなく、またはなくなって、こころが落ち着いていること。
・物事が安全・完全で、人々に不安を感じさせないこと。
・心配がないこと。
ゆたかさとは?
私は、若いころから、自分の人生を楽しくおくりながら自分の役割を果たして成果を出すために、人間にとって最も大切なことは「こころのゆたかさ」ではないかと感じています。仏教(小乗仏教)・禅・ZEN・マインドフルネスを学んでsみると、お釈迦さまの時代から「こころ」が課題となっていて、安心と共に「ゆたかさ」を保つ方法が示唆されていることに、納得と感謝をしました。
生活を保つためには金銭的な豊かさは重要ですが、その前に、こころがゆたかである必要があると思います。私の「ゆたかさ」の漢字のイメージは以下になります。
・愃(ゆたか) 心が広い。 こころよい。 心が広くゆとりがある。
・裕(ゆたか) ゆとりがある。心が広い。
・優(ゆたか) やさしい。上品である。余裕がある。
考察:安心とゆたかさの実現
こころの安心とゆたかさを保つためには、お釈迦さまが気づき伝わって来ている方法を少しづつ理解して進めることが良いと考えています。
スティーブ・ジョブズさんやイチローさんなど、世界の成功者が禅に夢中になり、成果を出されているという実績が、お釈迦さまが築いた仏教の価値を示していると思います。
ワークプレイスの生産活動での安心は、建築・インテリアの不動産の世界では建築構法や建築生産、動産の世界ではものづくり経営学やトヨタ生産方式という実績があるわけですから、安心を実現する方法・技術(共通のもの、個別のもの)を確立していけば安心とゆたかさに近づけます。
ゆたかさには、技術等を極めた芸術・デザインの世界もあります。基盤がしっかりすると、これらが、より有効になると考えるべきだと思っています。
まとめ
base 技術(考え方・やり方・方法・手段)
技術に精通して体系化することで、安心とゆたかさを確立できることがわかります。
参考文献等
参考文献 Discover Japan Vol.32 ジョブズもイチローも世界の成功者は、なぜ禅に夢中になるのか? 禅