こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、私が目標としているパラーツのミッションについて説明いたします。
はじめに
パラーツは、ワークプレイスの構築等プロセスの最適化、定番のモノの創造と体系化、オリジナリティある手づくり品の創造を目指しています。
安心が成り立つ枠組みとゆたかさ
パラーツの理念は、
働く・学ぶ領域で「安心が成り立つ枠組みとゆたかさ」を創造し提供し続ける。と決めました。
長年かけて決めてきた理念ですが、今でも大それたテーマへの挑戦だと感じています。
では、なぜこのようなテーマなのか?
現場からの問い等
建築産業のおもな特徴と建築産業と社会の課題を踏まえると、現場からの課題が浮かび上がります。
現場からの問い
建築士を志し、建築構法と建築生産の専門家として40年近くの貴重な実務経験を積んできた中で、現場にある以下のような問いに気がつきます。
①しっかりとした基礎知識と実務経験(現場での実践等)に基づく判断がないと、
品質と性能そして出来栄えを担保することがますます難しくなるのではないか?
②建築を専門としていない方や異業種からの参入が増えている中で、実務に即したわかりやすい基盤のようなものがないと、物事を判断することが出来ないのではないか?
③現場に集まってくる部品と現場作業をより最適にする方法はないだろうか?
それは、下記のような建築産業の独特な特徴に基づく問いです。
建築産業のおもな特徴
a. まったく同じものが無い現場を既製部品(製品・半製品・加工品)でアッセンブルする。
b. 現地で作業や管理を行う作業員や担当者等は、基本的に毎回異なる。
c. 組立てるための元図は、設計図他の伝達媒体。
⇒伝達媒体のクオリティとマネジメントが出来栄えを左右する。
マネジメントについて、詳しくは「プロジェクト・マネジメント」を参照ください。
建築産業や社会の課題
建築産業には、ストック活用・人材不足・生産性向上等の共通する多数の課題があります。
また、現在の世界情勢や日本社会の状況には、政治・経済・教育等さまざまな課題があると言われています。誰もが、自ら学ばなくなり、自身の軸や根っこを見失っていることが大きな課題であると説明されている方が多いように感じ、私にも共感できる部分が多くあります。
パラーツのミッション
アッセンブルとプロセスの最適化
建築構法と建築生産のいままでの成果に加え、私自身の経験知を駆使して、ワークプレイスのアッセンブルとプロセスを最適化すること。
伝統や文化に根差した意味づけ
ワークプレイスをアッセンブルする部品に、伝統や文化に根差した意味づけを加えること。
ワークプレイスを通じて、今まで蓄積してきた日本文化の歴史・伝統・伝承について継続的に発信して、自分自身の軸や根っこにきづくきっかけを示すこと。
日本文化については、こころと身体の両面に渡って伝えていきます。
手作り品の創造
オリジナリティある手作り品を創造していくこと。
まとめ
base 安心を感じる基盤
ワークプレイスの構築・改修・保全のため、そして背景となる日本文化の基盤を創造します。
基本的な考え方・やり方(技術)の積み上げになります。
base-plus 基盤を活用することで個性の発揮が容易に!
安心を感じる基盤を活用することで、各個人の個性の発揮が容易になります。