こんにちは、パラーツの鈴木です。建築現場でのワークプレイスづくりの最適化と日本の伝統文化と手作りに根差した意味づけというパラーツのミッションのうち、本日は、日本の伝統文化についての内容です。
まえがき
今まで、私は儀礼文化学会で日本文化を学び、茶道文化検定を受検して、日本文化や伝統に関する雑誌もたくさん購入してきましたが、断片的な情報は学んでいてもトータルに学ぶことができないと感じていましたので、この検定ができたことはたいへん嬉しいです。
昨年2024年からスタートされていますので、ぜひ、参考にされて、先達が歩んでこられた歴史に基づいた伝統と文化の良さに触れてみてください。
参考動画:日本伝統文化検定コンセプトムービー
(説明:近衞忠大会長)
●価値と現状
・日本の伝統文化は、世界を魅了する日本の価値。
・しかし、伝統文化の担い手がどんどん少なくなっている。
●効果
・伝統文化を学べば、日常が大変豊かになる。
・伝統文化を学ぶことで、日本のスペシャリストを目指せる。
●カリキュラム
1.陶磁器・ガラス
2.金工・木漆工
3.和紙・染織
4.建築・庭園・美術
5.伝統色・文様
6.茶道・和菓子・日本茶
7.食文化・歳時記
8.芸能
参考動画:日本伝統文化検定コンセプトムービー
考察
私は、建築を志す前の中学生頃は、伝統工芸に憧れて「伝統工芸士」になりたかった時期があります。手が器用で、手作りやものづくりが大好きでしたから、その延長で日本の伝統文化に憧れを持っているのだと思っています。
日本の伝統文化は、急激な西洋化の流れの中で、表舞台からは見えなくなってしまっていたように感じますが、本質的な価値が分かっている方が地道な活動をされて、このような検定を作ってくださっているのだと思います。
別の記事コンテンツで紹介している「Discover Japan」と共に、たくさんの「目の眼」という雑誌を持っていて学んでいる私としては、たいへんありがたい検定です。目の眼では、近衞中大さんと白洲信哉さんの記事を読ませて頂きました。
あとがき
base 「和」を知る・楽しむ・伝える
ありがたい検定ですので、私も少しずつチャレンジしていきたいと考えています。西洋文化にはない「和」が私たちを「ゆたか」にしてくれると思っています。