こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、「クライテリオン・クライテリア」について説明いたします。
はじめに
クライテリオンという言葉、そして、クライテリオンの複数形のクライテリアは、意思決定や判断を行なうための基準、尺度、規範となる標準等を示す言葉です。
私は、稲盛和夫さんの著書「京セラフィロソフィ」を読んで、クライテリアを今まで以上に意識して大切にするようになりました。
そして、私が良く参考にさせて頂いている「表現者クライテリオン」は、執筆者の方々が、判断規準を探求されている雑誌ですので、ワークプレイスにとってのクライテリオンがどうあるべきかを学ばせて頂いています。
雑誌タイトルにクライテリオンを加えた意味や趣旨を説明されている動画がありましたので、参考に紹介いたします。
参考講義:「表現者クライテリオン」というタイトル?
(藤井聡さん・川端祐一郎さん)
●概要
・発言者 ⇒ 表現者 ⇒ 表現者クライテリオン、経書されながらタイトルが変更。
・執筆陣は若返っている。
・イギリス文芸批評家のトーマス・エリオット「ザ・クライテリオン」参照。
●クライテリオンとした理由
・何か物事を論じる時の規準がないと、善悪の判断ができない。
・何とか社会を運営していく上での規準を探求したいという想い。
参考動画:「表現者クライテリオン」というタイトルはどう決まった?
関連
基準や標準が、とても大切だと感じて関連する様々なことを調べてきました。例えば、プリンシプルと表現される「原理・原則」なども含めてです。
判断の基になるこれらの考え方のクオリティが上がれば上がるほど、クオリティ高い判断が楽にできるようになることは論理的に明らかだと思っています。
このパラーツ・ブログでは、様々な記事コンテンツで、基準・標準、原理・原則をテーマに書くようにしています、別の記事コンテンツで、一般的な基準と標準の定義、建築・ワークプレイスの基準と標準についてまとめていますので、参考としてください。
〇基準・標準:「基準と標準」
考察
私が、稲盛和夫さんの著書「京セラフィロソフィ」で出合った「判断基準」からヒントを得てほんとうに大切だと感じたのは「Jedment Criteria(判断基準)」です。
そう感じたのは以下の文からです。
「(前略)本書のタイトルとなっている「京セラフィロソフィ」です。この明快な判断基準があればこそ、私は、京セラやKDDI、そして日本航空の経営において、半世紀以上にわたり、判断を誤ることなく、それぞれの会社を成長発展へと導くことができました。(後略)」
(京セラフィロソフィ・まえがきより)
まとめ
base クオリティ高い規準を意識する
別の記事コンテンツで説明している「拠り所」となる言葉のクオリティのようなイメージだと思います。クオリティの高い規準を基に、しっかりと判断すれば大きな間違いとはならないという示唆であると感じています。
〇判断の基準となる対象:「拠り所とは?(用語)」
参考文献等
参考文献 稲盛和夫:京セラフィロソフィ サンマーク出版 2014.06.10