こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、「侘び 寂び 幽玄の世界」を説明いたします。
はじめに
この侘び寂びと幽玄の世界は、日本文化の書物や雑誌を読んでも分かり難いです。私は、常日頃から、これらの日本の世界観をなんとか分かりやすく表現したいと思っていますが、なかなか難しいので、少しづつ学んでいこうと思っています。
結実大学の小名木善行さんが、「日本の哲学」と評して、この世界観を分かりやすく表現してくれている動画がありますので紹介いたします。
参考講義:日本の哲学「侘び寂び」の深すぎる意味とは?
(講師:結実大学 小名木善行さん)
●講義内容
①侘び寂び幽玄の世界とは何か。
②我が国の武士道を築いたもの。
③守るべき日本の文化。
●侘び
・シンプルで素朴な美しさ。
・俳句や和歌の世界観。
・造形物:シンプル+素材、例)ゴシック様式⇒シンプルモダン。
●寂び
・さびついた状態。
・時間の経過により劣化したもの。
・例)仏教建築、黒ずみ、どのように伝わってきたのか?情感に価値がある。
●幽玄の世界
・計り知れないほど趣きが深く味わいが尽きないこと。
・お能の世界、お能は我が国の武士道を築いてきた芸能。
考察
今までは、明治維新と第二次世界大戦から、西洋文化を取り入れることに主眼が置かれてきたのかもしれませんが、社会の様々な問題と課題を少しでも良くするために、侘び・寂び・幽玄の世界観を感じて、感性を豊かにしていきたいものです。
パラーツは、侘び・寂び・幽玄に加えて、粋のような日本の哲学について、しっかりと学んで、パラーツの解釈として表現していきたいと考えています。
まとめ
base 侘び 寂び 幽玄に触れる
例えば、寺社仏閣に行くと、その荘厳さに圧倒され、幽玄を感じることがあります。茶室やお能というと身近に感じることがなかなか難しいですが、「侘び 寂び 幽玄」の世界観は、もっと身近に感じるところがあると認識して、触れてみることをお勧めします。