こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、「平安の美」について説明いたします。
はじめに
この頃は、遣唐使が廃止され日本独自の国風文化が誕生してきた頃です。
障子や屏風に日本の風物を題材とする大和絵が描かれた寝殿造が生まれました。
仏教は密教がもてはやされ、平安時代末期には、末法思想から極楽浄土を説く浄土教が流行しました。
平安時代の代表的な美を紹介いたします。
参考:信貴山縁起絵巻
・参考HP:国宝 信貴山縁起絵巻(文化庁)
・参考HP:信貴山縁起絵巻模本 住吉廣保筆 朝護孫子寺所蔵
上記の精密画像巻第一
上記の精密画像巻第二
上記の精密画像巻第三
参考:国宝 普賢菩薩像
・参考HP:e国宝(東京国立博物館)
参考講義:神仏習合とケガレ思想
(講師:茂木誠さん)
●概要
・仏教と神道は矛盾しない。
・仏様が神様に化けて、人々を救う。
・仏教も神道も、一神教ではなく、多神教です。
・平安時代の頃から、唐の影響が弱まり排他的な部分が出てくる。
・ケガレ思想から、外国排斥へとつながる。
参考動画:神仏習合とケガレ思想(平安時代)
考察
平安時代は、かな文字が成立すると共に、紫式部等の多才な平安時代の女性たちにより、源氏物語等の女流文学が執筆された平和な時代です。
食文化史研究家の永山久夫さんの研究によると、平安時代の女流文学者たちの食べていた食事は、身体を健康に保ち脳を活発にする健康長寿食を食していたようです。
〇健康長寿食:「ヘルスケア 紫式部ごはんで若返る から学ぶ」
まとめ
base 平安時代の文化を深堀りする
永山久夫さんが、現代を第二の平安時代と評価していることを聞いて、なるほどと思いました。貴族文化の中にも、私たちが学ぶべきことが隠れていると思われます。
参考文献等
参考文献 Discover Japan Vol.102 ニッポンの美 2020.04