奈良の美から学ぶ

こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、奈良の美について説明いたします。

はじめに

時代ごとの美についての記事コンテンツは、この奈良の美で5回目です。
奈良時代は、律令制に基づく政治の中心地としてつくられた平城京に、薬師寺、興福寺等が建てられて、仏教美術の黄金期といわれている時代です

奈良時代の代表的な美として、東大寺の盧舎那仏、唐招提寺の鑑真和上坐像、興福寺の阿修羅像を紹介いたします。

参考:東大寺 盧舎那像

・場所:奈良市雑司町406-1
・参考HP:華厳宗大本山 東大寺・大仏殿

参考:唐招提寺 鑑真和上坐像

・場所:奈良県奈良市五条町13-46
・参考HP:唐招提寺・鑑真和上坐像

参考:興福寺 阿修羅像

・場所:奈良県奈良市登大路町48
・参考HP:法相宗大本山 興福寺・阿修羅像

そして、小名木善行さんが、豊かな国、極楽浄土、神の国という例を用いて、この頃の日本を説明してくれていますので、紹介いたします。

参考講義:奈良時代、実は日本は世界最先端の多民族国家だった?

(講師:結実大学・小名木善行さん)

・日本が世界中から讃えられた時代があった。
・奈良東大寺の大仏(盧舎那像)の開眼供養の時は、世界中から人が集まった。
・国家:ネーションという、日本の理想を共有していた。賛同者:帰化人。
・日本国の根幹のパラダイムは、下を向いていた。

参考動画:【日本の歴史】奈良時代、実は日本は世界最先端の多民族国家だった?

考察

この動画でも、元々の日本の理想「一般の一人ひとり、誰もが豊かで安心して安全に快適に暮らすことができる社会」を説明しています。たいへん共感できます。
ただ、このような極めて当たり前で単純なことを実現することが、一番難しいのかもしれません。

まとめ

base 原則となる基本的なパラダイムを何にするか?

何を原則にするかは、一人ひとりの考え方、組織の考え方に寄ります。何を選択するかは、その後の成功と失敗に関わる大切なことだと思います。

参考文献等

参考文献 Discover Japan Vol.102 ニッポンの美 2020.04

伝統・文化
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管理人

●名  称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
第一の人生で、縁をいただいた専門・組織・分野での貴重な実務経験と、自ら行なってきた学びを基に、ワークプレイスの技術でしっかり成果を出して、後進や社会に貢献したいと考え創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。
このブログで、安心とゆたかさに関連する事の基本的な考え方とやり方を伝えていき、『ワーカーのための論理的な基盤』の一翼を構築し更新することを目的にしています。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
・「建築・都市・土木・インテリア」という多様な領域の実務経験
・「開発・設計・監理・管理」という幅広い領域の実務経験

●実績・執筆(共著)
・群居29 特集X年目のすまい
・SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
・コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
・インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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